博士課程の学生生活の振り返り

これまでの記事でいろいろ言うてきたけども、まあ結局のところは博士課程には進学して3年で学位をとったわけで。てことで3年間を振り返ってみようと思う。

1年目(D1)


無事学振ももらえて、最低限のお給料をいただけることになった。最低限とは言いながらも、実家暮らしなのもあって、軽い気持ちで飲みに行けるくらいにはなったのが、かなり心の余裕になってた。正直一人暮らししてたらやり切れてなかったと思う。

なのでD1の振り返りといえば、ほぼ毎週のように研究室の後輩たちもしくは地元の友達と飲みに行ってた記憶しかない。研究の方は正直ほとんど進んでない(装置を作るフェーズやったってこともあって)し、学会もまだまだコロナでオンライン開催が多かった。

メンタル的には、意外と安定してた。元々研究室同期とはそこまで仲良くなかったかつ、後輩たちと仲が良かったのもあって、日々の辛さみたいなのは正直ほとんどなかった。ここまで来たらモラトリアム楽しむぞみたいな感情でしかなかったと思う。研究へのモチベも著しく低かったのは間違いない。

この時点では卒業要件の投稿論文3本に対し、M2時点で書いた1本のみ。

2年目(D2)


2年目も正直ほとんど1年目と変わらず。後輩たちは入れ替わりがあったわけやけど、新B4ともすぐ仲良くなって相も変わらずしょっちゅう飲みに行ってた。後輩たちに感謝でしかない博士生活。

学会も相変わらずオンライン開催が多かった気がする。それだけが完全に心残りで、もっとオンサイトで参加したかった。

研究の方も相変わらずあんまり進んでおらず、そろそろ焦りだしてきてた記憶がある。

あと就活のほうもいろいろあって、まあその辺は別の記事で。

この時点でも卒業要件の投稿論文3本に対し、M2時点で書いた1本のみ。かなりやばめ。

3年目(D3)


春に国際学会で人生初めての海外に行った。一応これまでにも国際学会は結構出てたけど、その全部が日本開催か、オンライン開催かで、海外に行く機会がなかったので、正直良い経験になった。もうしばらくは行きたいと思わんけど。

夏くらいから本格的に論文書かなやばいってことでがっつり書き始めて、結局2本目をsubmitしたのが10月、3本目をsubmitしたのが11月。頭おかしい。けど運がいいことに超速でacceptが来て、無事卒業要件確保。12月に公聴会も無事終えて、あとは書類の申請もろもろのみで、なんとか3月には学位をもらえそう。

我ながらなかなかにアクロバティックなD3ですね。正直何の参考にもならんと思うけど、意外とギリギリでもなんとかなるということは伝えていきたい。けど結局最終的には運がモノを言うということも伝えていきたい。正直自分の実力というよりは周りの人らにめちゃくちゃ助けられた結果やと思っているので。

とまあなんやかんやで無事博士生活を終えました。今度は、進学前に思ってたことと今の感情の比較整理をしてみたい。


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