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ブロガーをあきらめてライターをやっている理由、違いを整理して見えてきたこと

 突然ですが、私、実は元ブロガーだったという告白から始めます。

 探せば私のブログ 出てくると思うのですが。
黒歴史なので探さないでくださいw

というのも、全くうまくいかず、ほぼ放置状態ですww

だけど、今はライター1本で生活していけるぐらいの収入を得て暮らしています。 

ブログ(=アフィリエイト)とクライアントワークのライティングは、どちらも文章を書いてお金になる。
一見違いはありません。

どうして私はブログが書けなくて、ライターとしての記事執筆はできたのでか。

今日は、そんなブログとライターの違いについて考えます。

ブロガーが向いている人、ライターが向いている人についても私なりの考えをまとめました。

ブロガーとライターって両立できる?
ブログとクライアントワークはどっちから始めたらいいの?

そんな疑問を持つあなたのヒントになれば、嬉しいです。


だってブロガーに憧れたから

副業で何かを書いて稼ぎたい!

そう思っていたころ、最初に出会ったのは、現役銀行員のブロガーさんでした。

え!同じ業種でブログを運営されてる。
どうやらそこら辺の会社員より稼いでいるっぽい!
大変そうだけど充実してそうで楽しそう!

そんな姿を見て

よし私もブログやろう!
となったわけです。

自分で文章を書いたら、お金になるんだ。

ブロガーになれば副業の道が開けるかも
と若干邪悪かつ、お手軽な気持ちで取りかかってみました。

停滞するブログ、伸びるクライントワーク

 ところが、なかなか上手くいかない。

 書きたいことが思いつかない。

モチベーションがちっとも上がらない。

自分が書いた記事は、自分を丸ごと見られているような気がして、なんだか恥ずかしい。

記事を上げられないまま日にちだけが過ぎていく。

「あ、ブログ向いてないんだな」
と気づきました。

一方、同時進行で始めたライターの仕事はなぜか好調。

どんどん案件が増え、単価が上がり収入が増えていきました。

残念だけど、伸びない分野は見捨てよう。

そう考えた私は、ブログを諦め、ライター1本でやっていくことを決めました。

悔しかったけれど、きっと私はライタータイプなんだと確信した瞬間でした。 

なぜライターで伸びたのか

私は、なぜブログが書けなかったのか。

おそらく、自分の内面を書くのが苦手だったからだと思います。

ブログは、情報を盛り込みつつ自分の考えや経験、思いをしっかり反映することが大事です。

だけど、私は金融機関の会社員という仕事柄、あまり自分の希望や感情を伝えるということをしてこなかった。

主観で話すなって言われてきましたから。

だから自分がどう考えているのかや、どういう気持ちを持っているのかを言語化するのがすごく苦手でした。

だから、何を書いていいのか分からなくなってしまったんです。

ライターはクライアントが求める記事を作ります。

外から求められていることや、自分の外側で起こっている事象を拾い集めて、記事にする。

色んなことから一歩距離を置いて
ながめて空気読みつつ的確に捉える。

というのがライターの仕事の軸です。

そっちのほうが性格面でも職業経験面でも、めちゃくちゃ合っていた。
だから、自然とライターは続けられたのかなと考えています。

内側に深く注目できるのがブロガー。
外側にあるものを上手くすくい上げるのがライター。

そんな違いがあると認識しています。

ブロガーが向いている人

ブロガーが向いてると感じた人は、次のような人です。

・自分の経験したことがとても濃い
・周りにアドバイスすることが得意
・いい情報はどんどん発信や共有したい 
・自分らしくいられるのが心地よい

自分の人生でストーリーを持っている人は、ブログに強いです。

特に、どん底からの脱出や辛かったけれど乗り越えたといった、アップダウンのある経験をした人というのは語れるものが多い。

 経験や知識を元に、周りに何かしらの助言や共有をしたい。

 そんなマインドがある人も、ブログが向いています。

余談ですがブロガー だからといって、全部自分の好きなように書けるというわけではありません。
自分の発信や内容がユーザーに受けるのかといった分析やSEO的な施策も必要なのでテクニカルな部分も求められます。 

ライターが向いている人

一方、ライターの方が向いているよと思うのは、次のような人です。

・言われたことをきっちりこなせる
・相手の言葉の余白や裏をしっかり読み解いて対応できる
・ あんまり書きたいことがない、でも文章は好き 
・求められれば自分らしさを消してふるまえる 

こう書くと、わりと会社員タイプの方が向いているのかなと感じます。

もちろん、ただ指示を待つだけではなく相手のメリットを最大化するための思考や動きは必要です。

 だけど割と他者貢献に喜びを感じるタイプの方は、クライアントワークを受けてライターとして続けると良いのかなと思います。 

まとめ、得意が勝ち筋だけど、苦手の現在地も確認する

ブロガーとライターの違いを比べてみました。

どちらも同じ「書いてお金になる」ものですが、そもそも目を向けるポイントが違うので向き不向きがあります。 

あなたがどちらかでつまずいているなら、もう一方の分野の方で得意を発揮できるかもしれません。

それぞれの違いを知りどっちが向いているか考え、より伸ばせる分野で活躍していってほしいなと思います。 

この先、私はブログをやるのか。
まだ考え中です。

だけど ライターの仕事を続ける中で、自分の内側を書く筋力も少しずつ付いてきた感触はあります。

そのとっ掛かりがこのnoteや Xでの発信です。

ずっと苦手と思っていたのに、時間を経て苦手な自己表現が少しマシになっているかもしれない。

苦手と得意をはっきり分けるのも大事。

でも、どこかで一度立ち止まって苦手が変化していないか、現状を確認するというのも必要ですね。 

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

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