好きになれなくてごめん①

半年前Tinderで女の子と出会った。

同い年なのにどこか幼稚で、たまにぶりっ子か?思うけど可愛いやつ。

正直寂しさを埋めるためにアプリを入れていた自分にとって都合のいい相手だった。

相手のプロフィールには「ソフレ募集」
これ以上ないほど魅力的に見えた。

メッセージのやり取りが盛り上がったため、
その日のうちに電話した。

萌え声、滑舌悪い、頭もちょっと…

魅力的とは微塵も感じられなかったけど
悪いやつじゃないし話してて面白かった。

2回電話して、会う予定を決めた。

夜の11時頃にLINEで盛り上がって、そのままその子の家に行くことになった。
よくある「気になる映画一緒にみたい」ってやつ。

マッチングアプリを久しぶりに楽しんでやっていた時期だからほくほくしてた。

相手の最寄り駅で待ち合わせ、行く途中も途絶えずやり取り。
期待が膨らみまくった。




相手の最寄り駅で待ち合わせ、
実際にいたのは写真とは全く違うぽっちゃりの女の子。
あらかじめ聞いてはいたけどなかなかだ。




とりあえず立ち話は、ということでコンビニに寄ってお酒を買い、自宅へ。

部屋の中はすごく綺麗で、今まで行った子の中で一番と言っても過言ではなかった。
うさぎを飼っていた。名前はもしゃまる。男の子。
飼っている子の家に行くのは初めてで散々触り散らかした。

プロジェクターがあるので、とりあえず大画面で気になっていた映画を観る。

いや、正直気になっていない。
ただ目の前にいる子とヤリたい。
としか考えていなかった。

チキンだった僕はお酒がお互いに回るのをちょっと待った。
が、作戦は失敗。

相手はお酒が弱いからという事で、
ほろ酔いをふた口ほど飲んでリタイア。

少しでも飲むとほんとにぐったりするタイプだった。

もう寝るとのことで、
布団が一枚しかないから一緒に横になる。

この間も、いつ相手の身体に手を伸ばすかしか考えていなかった。

とりあえずハグをして会話、時間が経った。

会話の中でピュアぶっているのを感じた。
リアクションが気になった僕は、

「やばい、したくなってきた」

と小声で言った。

「私、したことないからできないよ」

ここまで来て、まだピュアを演じるというのかね。

とりあえず腕を這わせた。
キスをして、胸を吸って、下に手を伸ばすと
こんな人いるんだってくらい濡れてた。

いざ服を脱がせて、挿入、、、

とはいかなかった。

少し力が強くなってしまっていたのか、
かなり強い力で弾かれた。

本当に嫌だったみたい。

その日はそのまま寝た。



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