4勝56敗

 タイトルにあるのは、バスケットボールの富山グラウジーズの年間成績です。勝率が0割6分7厘。

 昨日の年間最終戦がホームで行われましたが、32連敗でのフィニッシュです。シーズン終了のセレモニーでは運営会社の社長に罵声や怒号が飛び交ったそうです。

 選手のコメント時には拍手も交わり、穏やかな雰囲気だったようですが、社長がマイクを持つと不穏な空気になったようです。

 ここ数試合のホームゲームでは5千人を越える観客が集まりました。しかし、富山駅前やスポンサー企業に無料券を配布したり、動員をかけたりと純粋なファンが集まったという事では無かったという情報もあります。
 本来は馬鹿馬鹿しくてチケットを買う気にもならなかった層が、無料券があったために入場でき、罵声を浴びせることができたのではないでしょうか。

  ただ、この成績ではかばい切れないのは事実です。プロ選手は勝たなければなりません。特に成績でリーグのカテゴリーが上下するシステムでは負け続けることは許されません。60試合のうち4勝しかできていなかったのは戦う以前の問題であったと思います。

 運営会社の手腕に問題があったとはいえ、戦うのは選手です。選手の力量や士気にも問題があったと思われる部分もあります。最終盤まで10点以上リードしていたのに、終わってみると負けていた試合もいくつかあります。敵にパスを出していた、全力で走っていない、うつむいている、力量や姿勢がプロのレベルになっていなかったのではにでしょうか。

 私も社会人として働いていますが、前任のやり方がまずく尾を引いていても、私は言い訳をしていません。そもそも、そんな業務を引き継いだこと、そんな会社にいることが、私の現状なのですから。

 今の現状を変えたければベストを尽くして、上のステージに立てるように努力することです。勉強したり、休日出勤や残業して努力する。結果、上のステージ(転職)できるようになるのです。今が不満であれば口にする前に、現状打破のための努力をすればいいのです。
 私が資格勉強しているのもそのためなのです。

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