#15 ボールを引き出す技術②『チェックの動き』

こんにちは。
今日は先日に引き続きボールを引き出す技術について書いていこうと思います。

前回、『ON』と『OFF』のタイミングを合わせることで動きながらボールを受けることの重要性を書きました。

それではいつ『OFF選手』が動き出すことが大切か考えていみましょう。

いくらフリーになっても味方がボールを蹴れる状態でなければパスをもらうことはできません。

味方がボールを蹴れる状態になった瞬間が動き出す瞬間になります。

逆に言えば

ボールを味方選手が蹴れる状態になるまでは

フリーになる必要はないという事です。

一流の選手が前線でボールを受けるときに

『歩いている』ことがよくあります。

これはボールを受けるまでじっと待ち構えている状態です。

味方の顔が上がりパスを出せる状態になった瞬間素早く動き出し

フリーになります。

この『常にフリーの状態』

ではなく

『味方が蹴れる瞬間にフリーの状態』となることが技術です。

そして素早くという事も非常に重要です。

マークしているDFはいきなりのスピード変化に対応できなくなります。
わざとボールを受けたいスペースと反対方向にゆっくり動き(歩き)
味方の顔が上がった瞬間に動き出しボールを引き出す技術をチェックの動きと言います。

このチェックの動きを前線の選手は身につけなくてはいけない個人戦術となります。

前回に引き続きボールを引き出す技術を書きました。
前線では相手の方が数的優位な状況が多いのでマークを外す技術が必要になります。

①相手DFと視野の戦いをする(同一視させない、自分は同一視する)
※位置的優位性

②動きながらタイミングよく受ける

③チェックの動きを使い一瞬フリーになる。

これら3つの要素を頭に入れてFW選手や攻撃選手はボールを引き出せるようになってほしいです。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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