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終わりは始まりだった

成功体験を積み上げて自己保身に走る、

それが一番こわい。
中西宏明氏  日立前社長






この言葉を読んだとき、
とてもショックを受けたんだ。
もちろん、良い意味で。
青天の霹靂も元になった故事は
良い意味だ。
南宋の詩人陸游が山奥に隠棲しており
なかなか思うような詩が詠めないで
いたところ、ある日まるでいかづちの
ように、素晴らしい詩が頭に浮かんだ。
それを勇んで書き留める様は
嵐の如く、凄まじかった。
それくらい、インパクトがあった。

何にでも終わりがあって、
それから
何にでも始まりはある。
終わりはどこかせつないし、
始まりは銀河の中を一人漂っている孤独と不安で
まずは最初の一歩を踏み出す。
躊躇っては始まらないし、
大きく出ると踏み外すだろう。
ちょこちょこ歩きで
慣れることから
現代社会はスビードと効率ばかり
求められて退屈だけれど、
社会の構造が歪んでいるのだけれども、
それでもなんとか全力でなく、
ちからは小出しにして自分を守れ。
自分を見失うようなことをしなくていいから
都合のいい人にならなくていいから
自分のわがままは悪ではないから
ほかの人の自由や尊厳も同じくらい
大事だけれども
自分を守ることが結局は長続きの秘訣
最初から何も考えないで
とりあえず何も知らなくていいから
出来る範囲でがんばれー。

いっぱい失敗していいからねー。

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