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(2024年7月16日 要約文 追記)【響けユーフォニアム】タイトルの本当の意味を考察 音を響かせる以外にも〇〇を響かせるとの意味もある

(2024年7月16日追記)
6月末までにNHK2において放送されていた『響けユーフォニアム3』第10話を見てタイトルの本当の意味を知ることができた。この「響かせる」という言葉は一般的に音を響かせるという意味でも使われる。しかしながら今作そしてこれまでの映画において一貫したテーマとなっていたのは○○を響かせるという行為だった。


こんにちは

先日響けユーフォニアム3の第10話が放送された。

その放送を見て考えさせられることがあった。

それは、響けユーフォニアムのタイトルにも含まれている、響けの意味は音を響かせるのほかにも違う意味があったのではないかと解釈した。

それを考察していきたい。


タイトルの副題にもある〇〇とは~届けたいメロディーにおける場面~

タイトルの副題にもあるこれを見ていきたい。

〇〇とは

思い

である。

なぜこの考察をしたのかを見ていきたい。

思いを伝えるということは第一期からこの作品では一貫して行われていることである。

映画『届けたいメロディー』では久美子は先輩である田中あすかに自分の心のうちの思いを伝えた。

そのシーンの動画だ。

この動画は久美子が先輩であるあすかに対し自分の思っていることを伝えている場面である。

この行為が今回の関西大会前のスピーチと密接にリンクしてくるだろう。

そして、最後にあすかが泣く場面がある。

この泣くという行為が心に響いた証だろう。

リズと青い鳥における場面

リズと青い鳥においても主人公は久美子ではないが、上記のような行為が行われている。

この映画においては、主人公であるみぞれは久美子と対極にあり、言葉で伝えることが苦手だ。

それを持ち前の演奏技術で伝え、サブ主人公的な存在である希美に対し思いを響かせている。

これも前述のような行為が音であらわされており、希美が泣くという場面がある。

つまり希美に対してみぞれがありったけの思いをぶつけた結果、希美の心に彼女のオーボエの蠱惑的な旋律を通じて、心境が伝わったといえる。

誓いのフィナーレにおける場面

誓いのフィナーレにおいても思いを伝えるという場面がある。

この場面だ。

この場面はオーディションにおいて、後輩である奏がわざとミスをして辞退をしようとする場面である。

そのあとに、久美子が自身の胸の内をあける。

そのあとに、奏の自信の胸の内を明かした後、自分のパートの再オーディションに向かうことになる。

このシーンに行きついたわけとしては、久美子が悲痛な胸の内を明かしたからだろう。

それはこのようなものだ。

いつだって頭をよぎるよ!頑張ってもできないかもって!できなくて公開したらどうしようって!

私は、頑張ればきっと何かがあると信じている!それは絶対無駄じゃない!

この言葉、つまりは思いを響かせたということになる。

そのあとに奏が泣き、オーデションをもう一度やるという決断に至ったのだ。

まとめ

今までの思いが重なり、それが3期にもつながっているところがたくさんあった。

また、今まで、久美子に立ちはだかってきたキャラクターに思いを響かせたからこそ久美子も成長したのではないかと考えた。

またこれらの話の共通点として思いをぶつけた相手が泣いているという共通点もある。

まもなくこのアニメも最終回を迎える。

全国大会。どうなっていくのか楽しみだ。

それでは


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