国は住民守らない??
6月19日琉球新報一面トップ記事。
「国は住民守らない」という言葉はこれまでも沖縄戦を体験した多くのおじい、おばあから聴いてきた。敗色濃厚で「守れなかった」という側面もあったのかもしれないが、住民の犠牲の多さは地上戦の壮絶さを物語る。
「平和の礎」刻銘者数一覧(令和4(2022)年6月23日現在)
今日の記事では、弾薬庫を抱える陸上自衛隊保良訓練場に住む平良さんが
「国は『住民のために』と言って軍を配備するが、住民は守らない」と話す。1944年2月に複数名が犠牲となった弾薬庫爆発事故を経験したからだ。
本来は住民を守るべき組織が、住民を守れなかった教訓を、これからにどう生かしていくか。
今年も慰霊の日が近づく。
沖縄戦の実相を知ることで、国任せでない、住民の安全保障を考えていくことの必要性を、今日の記事を読んで改めて思う。
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