仏勉人好のフランス留学準備 就職のことを考えた編
ボンジュール。
ジェーム ル カフェ。
今回は僕の夢をお話させてほしい。2つもあるんだけどさ。
ひとつは、僕は今の彼女と家族になること。
子供をもって普通の家庭を築きたい。
彼女の帰りを待ちたい。
心のこもったご飯を作りたい。
みんなの洗濯物を干すゆったりとした時間がほしい。
もう一つは、死ぬまで、海外と関わる何かを仕事にすること。
今からの長い人生の中で、半分くらいはフランスにいたい。
フランス式の働き方と休み方をしたい。
勉強したフランス語や英語を使いたい。
外国に住む友人たちとお茶したい。
この両輪を維持できる方法は何かと考えた。
それは、大半をオンラインで仕事すること。
欲を言うなら、
仕事仲間は外国の友人たちがいいな。
仕事場は時には日本各地。
時には家族でフランスに行って、バカンスを楽しむ家族を横目に、仕事できたらいいな。
と、そんな風に思っている。
何をふざけたことを抜かしているのかと。そんなアホみたいに都合のいい話があるものかと、思っていらっしゃることでしょう。
僕もそう思います。これは社会経験の乏しい僕の、実現可能性の低い夢です。
でも夢は夢だからこうして語る価値があるよね。
そして、叶わないと分かっていてももがくくらいはしてみようと思う。
もがくためには、
外国語に堪能で、専門性をもつ人でなければならない。この二つの特徴は必ず満たさなければと思っていた。
でも僕は、視野が狭くなっていたと気づかされた。
AtsueigoのAtsuさんの動画をみたんだ。海外キャリアをもつ方々との対談動画だ。
【完全攻略】海外キャリアを切り開くためのロードマップを徹底議論
(Atsueigo)
https://youtu.be/ztSA8wUMaN0?si=N0i-M99J4BV5fvIB
みなさん、経歴や経験も華々しいことながら、口から出てくる日本語が、なんとも整っていたことに驚いた。
その中で、Wadaさんという方のご発言が、僕にとっては新しいものだった。
海外で働く上で必要なスキルについて、OSとアプリケーションで考えるといいのかなとおっしゃてた。
具体的には、
OSは仕事への姿勢やコミュニケーションの仕方の比喩。つまり、どんな業界でも共通する土台になるもののこと。
そして、アプリケーションは、財務会計とか、営業スキルのような、業界特有の専門性のこと。
専門性の中でも、財務会計のような、資格で証明できるものは、取得したほうがいいよねと。
でも、そうでないものなら、そんなに怖がる必要はない気がします、と話していた。
「あまり専門性に対して怖がらなくてもいいのかなという気がします」
この一言を僕はずっと忘れないだろう。
僕は真面目だから、時々すごく視野が狭くなるんだ。
営業のスキルを証明する資格はないですよねと話していたのを聞いて、はっとさせられた。
僕が知る限りで、海外で働く日本人は、大抵の場合、日本語教師だったり、医師・看護師だったり、弁護士・会計士だったりした。
だから、いつのまにか、専門性+語学=海外で働く という等式が成り立ってしまっていた。
もしかしたら、
語学+人脈=海外で働く
語学+度胸+経験=海外で働く
度胸+人脈=海外で働く
…
かもしれない。
つまるところ、やってみるしかないのかな。
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