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野窓仏香です。プレゼントをどのように選んでいるか。

こんにちは。のまどふつかです。

プレゼントって難しいですよね。

私は子供の頃からプレゼントを選ぶのが苦手でした。

親友へのプレゼントでさえ、母親に相談しまくった挙げ句、母からのプレゼントになってしまうという顛末が待っていました。

そういうわけで、しだいに自分の頭で考えてプレゼントすることを忘れ、人に選んでもらったり、ネットのおすすめで見つけたものをそのまま贈ったりと、非情な行いをしたものでした。

しかしながら、心のこもったプレゼントをもらう経験を重ねるうちに、私の他人任せなプレゼント選びの習慣はほどけていったようでした。

今では、プレゼントを選ぶことには真剣に取り組むようになりました。そして、いつもこんな風に思うんです。

「当たり障りのないもののほうがいいだろうとも考えるけど、せっかく贈るなら、相手に喜んでほしい」

そうだからといって、連絡して、好きな色とか、食べ物とか、好きなブランドとか、聞くと相手に感づかれちゃいますし、気を遣われてしまうかもしれないです。じゃあ、どうしたらいいのか。

こうやって悩んできた私が見つけた、プレゼントの構想を練るために便利な考え方をご紹介しようと思います。

ところで、そもそも相手に喜ばれるってどういうことなんでしょうか。

まずもって、プレゼントを贈ることで、不快な思いをさせないということが大前提です

その上で、相手の生活を豊かにできることではないでしょうか。
(ここでは、しばらく会っていない友人や、職場で仲良くしているけれど、プライベートを知らない人などを対象にしています)

では、生活を豊かにするものってなんでしょうか。
生活といっても、私生活もあれば、仕事に関連する生活もあると言えます(職業生活って言ったりしますよね)
贈る相手の、私生活や仕事の様子を思い浮かべながら選ぶといいですね。

さらに言えば、私生活には、オンとオフの時間がありそうです。
オンは、気が進まないかもしれないけれど、必要があるからと何かをやっている時間です。
オフは、必要のあるなしに関わらず、好んでやっていることがある時間です。
人によって違いがあるとは思いますが、
例えば、私生活のオンの時間は、自分のために食事を作る時間かも知れません。反対に、シャワーを浴びる時間はオフの時間かもしれません。もしくは、ベットに寝転んで、好きな動画をみる時間もオフの時間といえるでしょう。
オンの時間のために、時短が出来るグッズや、相手の好きな色や柄のなにかを、
オフの時間のために、相手が日頃使っているもので、少し値が張る物を用意してもいいかもしれません。


さらに、私生活にしろ、仕事にしろ、それぞれに衣食住という観点がありますね。
例えば、仕事で言うと、出勤に必要な小物や、洋服が「衣」にあたります。
仕事中に飲むコーヒーやそのカップ、そして昼食のメニューや道具なんかは「食」にあたります。
会社のデスク周りの小物たち、例えば、膝掛けとか、カレンダーとか、マウスパットなんかは「住」にあたります。もしかしたら仕事道具と呼ばれるものもここに位置するかも知れません。

衣食住を起点に考えるのであれば、季節や住んでいる場所を考える必要があるかもしれません。

春には、新緑を思わせる若草色の飲み物や、新年度に備えた文房具類を、
夏には、日焼けを予防に一役買ってくれるなにかを、台風や洪水に備えて、防災グッズを
秋には、紅葉狩りで役立つようなおでかけグッズや、読書の秋なんかにかけて図書カードなんかも
冬には、暖かくしてほしいという気持ちで温かい飲み物を、外出で風邪を引かないようにと健康グッズを。

私はこんな風に、考えています。
その上で、結果的に、よく贈ることになるものの特徴があります。

まず、第一に「消え物」つまり、食べたり飲んだりできる飲食品や、蒸気マスクや歯磨き粉、スポンジなどの消耗品、花束のような「生もの」のことを指します。
これは、先に述べた「プレゼントを贈ることで、不快な思いをさせない」に近い理由で挙げました。相手がどうしても気に入らなくて、処分に困ったり、置く場所がなくて申し訳なくなったり、ということがないようにという気持ちから、もっとも大切にしているポイントです。

つづいては、「上質な日用品」です。
毎日使うからこそ、値段の高い物には手が出しずらかったり、下手なチャレンジができない、という考え方があると想定しています。
例えば、私生活でいえば、
基礎化粧品類、歯磨き粉、ドッリップコーヒー、胡椒や七味などの薬味、香り付きのキャンドル、スポンジや石けんなど、
ほかにも、仕事場でいえば、名刺用の香り付け、お手拭きやティシュペーパー、お菓子、お茶パック、簡易スリッパ、蒸気マスクなど。

最後に、「日々の疲れを癒やす」ものです。
生きていればみんな、何かしら大変に思うことはあるし、少しは自分を労いたい時があるはずです。その意味で、どんな人に贈ったとしても、喜んでもらいやすいのが、こちらです。
例えば、蒸気アイマスク、ふくらはぎなど足につかう冷感シート、ボディオイル、ハンドクリーム、アロマの類い、ほうじ茶やハーブティー、お菓子、カフェで使える金券など。

ここまで、いろいろと書きましたが、これはあくまで基本の考え方、考えの型であるだけです。

重要なのは、この型を使って、考えることだと思います。

そしてできるなら、そうして考えたプロセスを相手に示すことです。
手紙を添えるでもいいし、直接言ってしまうのもいいかと思います。

相手に関心をもち、それに関して思いやりをもった結果、プレゼントを選んだということが伝われば、大抵の人は嬉しいはずです。

その実現のために、ここでご紹介した考え方を試してもらえると嬉しいなと思います。


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