仏勉人好のフランス留学準備。国をまたぐ恋愛ってどんな気持ちなんだろう編。
ボンジュール。
ジェーム ル カフェ。
フランスの大学院に行くため、準備をしているふつべんひとよしだ。
もうすぐ留学のための面接に行く。面接会場は彼女の家の近くだから、彼女にも会うことにした。数週間ぶりに会う。うれしい。
僕らは今年で6年お付き合いをしている。そのうち3年は遠距離交際だ。
とは言っても、彼女は毎晩電話をくれるし、僕は3ヶ月に1回のペースで会いに行ってるから、遠距離故のもどかしさを強烈に感じることはあまりない。
遠距離恋愛といっても、内容はいろいろだ。
中でも、国をまたいで恋愛する人、国際恋愛とでも言うのだろうか、はその最たる例だ。
遠距離恋愛に関するフランス語の名言をみてみよう。
「不在は愛にとって、火にとっての風のようなものだ。小さな火を消し、炎は大きくなる」
「不在は平凡な情熱を消し去り、偉大な情熱を強くする。風がろうそくの火を消す一方で、炎を燃え上がらせるように」
愛を火に、遠距離を風に例えている。
さすが愛の国フランス。
言い得て妙だ。
恋人と遠距離になることは、
恋愛における試金石なのだろうなと思った。
どうせなら炎を巻き上げる風にしたいものだ。
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