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情報化がプライバシーの脅威をもたらすのはなぜか

情報化はきっとインフラが破壊されない限り続く

2024年に生きている人は、人類が歴史上もっとも大きな情報化のなかで生きている。インターネットのインフラとスマートフォンの普及を2011年としてから12年の間でリアル空間でのオンラインも進んだ。駅や空港では時計盤は不要となって、所持しているスマートフォンの電子チケットが当たり前になった。電子化できるものを探して置き換えてゆく情報化は可能な限り続く。

情報化はインターネットのインフラと電力を必要としている。戦争でインフラが破壊されたり、電力のための資源が確保できなくなったら現在のような情報化は続かない。2024年の現在で考えられるのは震災や戦争の被災地となることや太陽活動で50年周期が予想されるスーパーフレアによって地球上の電子機器の破壊などが考えられている。インフラが破壊されても衛生インターネットや代替技術を見つけて情報化社会を続けてゆくような気がする。

20世紀の発明のインターネットやスマートフォンやクラウドコンピューティングやAIのビッグデータ解析の社会は人類の歴史の中で最高にクールな時代を作り出していて、その真っ只中に生きている我々は凄い体験を生活にしていると私は考えている。

情報化は便利と同時にプライバシーの脅威を招く

情報化がもたらす便利は、あまりに短時間で訪れるために人類の進化に対応がしきれていない。ミチオ・カク博士は、人類と原始人の脳を比べてみても、脳の構造は変わらないという。人類史でスマートフォンが普及して12年なので世代交代がない。スマートフォンを利用しつづけると人はどうなるかは誰にもわからない。私たちだけでなく子どもがスマートフォンで学習することが脳に良い影響を与えるか、良くない影響を与えるかも人類としては結果のわからないことをしている。スティーブ・ジョブズは自分の子どもにiPadを使わせなかったという話を聞いたことがある。

情報化社会の便利は、現代の人類を利用した実験の一面がある。読書であれば印刷技術が発明されてか千年以上たっているので読書が脳を破壊することはなさそうというように伝統による人類の適性テストの結果とみることができる。スマートフォンの利用によるストレートネックや近視や不眠などの症状が現れている人もいる。

スマートフォンを首を痛めてまで、不眠症になるまで見てしまうのは、SNSが原因ではないか。SNSは麻薬のような依存性があるというレポートがあった。SNS運営会社は、無料でサービスを利用するユーザーが病みつきに利用して、広告を利用させるために人の脳のメカニズムをハックしている。

先ほどに述べたように人は高度な文明に暮らしているが脳は古代の時代に最適化されているままだ。(納得がいかない人は一旦そうしたものとしてほしい)。人が人を個別に認識できる能力の限界を150人あたりだというダンバー数という話を聞いたことがある。古代から人が集団で生活をしていたが最大でも150名程度であったため脳が処理ができる数だ。

SNSでは150人を超えて友人やフォローワーなどを登録できる。また、交友関係がない第三者にも自分の投稿を読んでもらい、評価や拡散という支持が得らえる。脳が承認欲求が満たされることが報酬系が刺激されるとそれをまた求めるようになる。刺激はエスカレートし、多くの評価を求めるようになり依存をしてゆく。

また、人類は孤独は脳に危機感を感じさせるようで、孤独は心的ストレスにもなる。情報化社会になるまでは存在しなかったコミュニケーション手段によって、自宅などのように他者との関わりがないプライベートな時間もコミュニケーションの待ち受けになってしまう。集団で仲間はずれとなったり、いじめの対象となるのは脅威となるためSNSで苦しんでいる人もいると思う。

SNSは民間企業が利益を得るための事業活動なので、ユーザーが夢中になったり病みつきになる方向でプラットフォームを設計する。人は最も興味があるのは自分自身であるため。ユーザーのプライバシーの情報をテキストや画像や動画、友人とのコミュニケーションや位置情報などプライバシーデータを保存してユーザーの価値を高める。

自分の好きなブランド・芸能人・アイテムや旅行スポットなど、自分のためにSNSに投稿して、オンラインの自分を作り上げると同時にその情報は、広告の機会になる。SNSが運営するためのサーバー費用や通信費用やスタッフの人件費や広告費などの莫大なお金がかかっている。SNSを無料で利用できるのはサブスクリプションの代わりに個人情報を保有させて、ユーザーの誰かが広告から全ての費用を上回る何かの購入をしている。

SNSは広告から収益をあげるモデルであるためプライバシーに関わる情報は、ユーザーの依存性を高めて広告利用を促すために利用される。SNSプラットフォーマーの売上が資本家の期待を超えない場合には広告売上をあげるために、広告効果の高い手法が利用される。それでもおいつかない場合にはユーザーに広告の対価としてサブスクリプションが導入される。NETFLIXがはじめたがAmazonPrimeでも導入が予定されているという。(日本は未定)

情報化では経済活動がオンラインデータとして扱うことができる。ユーザーの情報はどのようにも分析され、現在よりも高い支払いとなるようにされる恐れがある。欧米ではサービスは価格を上げるためにあると考えて、サービスを品質を向上させる前提で付加価値としての価格を高めている。私は利用したことがないが、USJのアトラクションの待ち時間を短縮できる特別なチケットなどがある。

ここで事業者に注意が必要なのは倫理に悖ることは信頼を失うリスクがある。プライバシーの情報を利用して、困っている人に価格を高めて売るとか役にたたないものを提供するとか支払い能力がない人に無理をして高額なものを買わせるというは個人情報プライバシーデータの悪用の一例だ。

情報化社会は人類が経験したことのない世界を作り続けている素晴らしいものであること

情報化の技術の結果、人体や健康に影響をもたらすリスクが常にあって、その結果は先にならないとわからないこと

情報化がプライバシーの脅威をもたらす理由の一つは、あらゆる行動の情報の蓄積によってユーザーのプロファイリングされてしまうこと

SNSはプライバシーを人質に依存させていること。広告売上を上げることが最大の目標となっていること

利益至上主義の会社ではプライバシー情報を悪用した行為をされるリスクがあること

プライバシーのコンサルタントが、プライバシーに関して気づいたことなどを書いております。タイトルの情報化とプライバシーの脅威についてマインドマップの一部分しか記載できていなかったので、また続きをあげていきたいと思います。

失礼します。








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