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令和5年度行政書士試験 240点


はじめに

 行政書士試験の受験記録をここに残しておきます。これから受験される方の参考になればいいな。

※合格発表を受けて点数を変更しました(令和5年2月5日)

令和5年度 行政書士試験結果

〜まずはじめに結果発表〜
基礎法学   1/2
憲法     5/5
行政法    17/19
民法     8/9
商法・会社法 3/5
多肢選択   10/12
一般知識   11/14
記述     40/60
合計    240/300

私のスペック的なもの

地方国立大学出身(Fランとも言われています)。現在は福祉職で地方公務員として働いています。福祉職での採用のため、行政書士試験に出てくる内容は初学者になります。業務で行政法関係に触れる機会はほとんどありません。
持っている資格は、社会福祉士、FP2・3級、宅建士。
行政書士試験は初受験になります。

法学部出身でもない、法律学習未経験の受験記録です。

本試験結果を受けて

なんと、模試も含めて本試験で最高得点を樹立。本番に強いとかじゃなくてとにかく試験との相性が良かったなという印象です。難易度が上がった憲法は2択で迷った挙句、奇跡的に正解だった(ほぼまぐれに近い)のが2問あります。

目標にしていた記述抜きで合格点越えました。マークミスがなければ合格です。(マークミスがあるかもしれないという不安は試験から2週間経った今でも消えません)

使用した教材

アガルートの入門総合カリキュラム(豊村先生)です。私が予備校選びで重視したのは2点あります。令和4年に通信を利用して宅建を受験しました。その反省を踏まえています。
① 内容が充実していること。
② 教科書を音読するだけの講義じゃないこと

①について、宅建で利用した予備校はとにかく最小限の勉強時間での合格を売りにしていました。それゆえ、合格に最低限必要な内容しか扱っておらず、確実に一回で合格したい私に取ってはかなり物足りなく、不安が残りました。結果、プラスαで市販の教材を買うことになってしまいました。
アガルートは講義を全部見終わるまでに月に80時間の勉強時間で4ヶ月かかりました。裏返せば、それくらい丁寧に内容も充実しているということです。

②について、宅建で利用した予備校は追加で補足があるわけでもなく、テキストをただ読み上げるだけでした。読み上げるだけなので、自分で読んだ方が早いと判断して最終的には動画を見るのをやめました。
その反省を踏まえて、資料請求をして講義がテキストを読み上げるだけになっていないか確認しました。
豊村先生はテキストの内容を一回噛み砕いて説明した後にテキストの内容を確認する進め方なので一読ではわかりにくところもスッと入ってきました。

勉強期間と時間

勉強開始時期 令和5年11月26日
勉強時間   1022時間
※自宅外での勉強時間は含みません。職場や移動時間を含めると+100時間くらいになると思います。
勉強記録   Studyplus


勉強方法

やったこと
ここが一番の肝だと思います。キーワードは「復習」です。
勉強をした日の次の日、1週間後、2週間後、4週間後に復習をしていました。最低でも5回勉強することになります。かなり時間はかかりますが、復習の回数を重ねるたびに復習にかかる時間は短くなっていきます。

やらなかったこと
自作ノートをつくるのは辞めました。必要な知識は全て教科書に残しました。自作ノートは大量の文字を書きがちだし、それで満足してしまうからです。

模試の結果


9回模試を受験しました。全て自宅受験です。9回中6回は合格点を超えましたが、3回は及ばずという結果でした。
模試は苦手箇所の確認と位置付けていました。模試で間違ったところを重点的に復習することを徹底しました。それと科目ごとに目標点数を決めて、目標に達していない科目を優先的に勉強しました。

終わりに

以上、かなり乱暴に行政書士試験の受験記録をまとめました。行政書士試験までの11ヶ月間はほとんど趣味の時間を削って過ごしました。試験が終わってから、急にやることがなくなって、ぼーっとする時間が増えました。少しずつ、頑張った自分を労わろうと思います。

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