見出し画像

梅仕事(2)

写真は、紫蘇と梅だけの人口着色料なしの梅干しの色です。

梅シロップが半分ほど取れたら、
今度は梅干し作りです。

紫蘇が店頭に並ぶようになったら、
梅干し作りします。
土用の頃、一般的には、梅を天日干しします。
果肉が柔らかくなるのと、殺菌がを兼ねています。

ちょっと、アバウトな私はこれをスルーします。
梅シロップで使用している蜂蜜は高殺菌力の持ち主。
すごく、ズボラの梅干し作り5回ほどになりますが、
まだ腐ったことがありません。

蜂蜜って腐らないんですよね。

紫蘇は、茎も含め汚れを水洗いしたら、塩でひたすら揉みます。
しばらくするとアクの泡が出てきます。


ひたすら揉みます。
1回目のアクは捨てます。 
もう一度、揉み続けます。
紫蘇の葉がしんなりしてきたら、きつく絞って水分を除きます。
とてもいい香り。


適度な大きさに切ります。塩をまぶしておきます。


梅シロップの梅に塩をまぶして


煮沸した瓶に入れます。
紫蘇の葉を乗せます。

梅を敷き詰めます。紫蘇を乗せます。
これをくりかえします。

最後にアク汁と、梅シロップを加えて混ぜると
鮮やかな真っ赤色の液体となります。
これをカップ1ほど加え、蓋をして、瓶を回して、液体を梅、紫蘇全体に行き渡らせます。

じっと半年待ちます。
塩辛さが和らぎ、紫蘇と梅の旨みを感じます。


ちなみに、市販の減塩は砂糖が多い。
つまり、長期保存のためには、
砂糖漬けか塩漬けになります。

甘い梅干しが嫌で自分で漬けるようになりました。
年を重ねるごとに旨みが際立ちます。

****通常の梅干し仕込み****

本来梅干しの手順は、完熟した梅を使用します。
洗って汚れをとり、水分を拭き取り、ヘタを取ります。
塩をまぶし、煮沸した瓶に入れ、一旦保存。
梅シロップのように水分が梅から出ます。
このシロップは、梅酢となり。紫蘇を加える本漬けの時に使用するので、とっておきます。
あとは、ほぼ同じ手順で漬け込みます。
混ぜる液体がアク汁と梅酢。

次なる梅仕事続く。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?