ロミオとジュリエットの世界へ、鳥のさえずり
一際、大きな声で早朝からなく鳥の声。
ふと、あの名作の一節が思い浮かぶ。
それはロミオとジュリエット。
ロミオを自室に向かい入れたジュリエット。
早朝、うるさくさえずる鳥の鳴き声で、
朝が来たことを知ります。
そのさえずりが「ひばり」。
今は便利です。
確認のためネットで検索して、
その声をききました。
あの時のさえずりはこの鳥だったのだ、と。
ロミオとジュリエットというと、
前の東京オリンピックの試験放送で衛星放送が流れたことを思い出します。
母の記憶は、ケネディ大統領の暗殺。
それが、衛星放送の第1報だったそう。
まだ小学校前のわたしには、その記憶はありませんでした。
わたしの記憶は、
ロミオとジュリエットの撮影のシーン。
ジュリエットがえらく美しい人、
と子供ながら見惚れたのです。
それはオリビア・ハッセーさんだったことを
後に映画が公開されて映画雑誌で紹介されて知ります。
あの時の美しい少女でした。
もちろん、衛星放送されたことは書かれていません。
もしかしたら、わたしの記憶違いで、試験放送でなかったもしれません。
そんなことを思い出しながら、今朝もあの鳥のさえずりを聴いて、ロミオとジュリエットのワンシーンを思い出しています。
香坂 秋
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