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香坂秋(こうさかとき)
2023年8月11日 13:56
あの日から行方不明の母の弟。新築していた諏訪神社近くの家とは別に本来の家は坂本町にあった。そこは爆心地から600mほど。ほぼ周辺にいた人は灰となっていただろう。投下の前日、母の父(祖父)に叱られ殴られたせいで肩を痛めていた。(当日は)母いわくおそらくもとの家の方に行っていたのだと思う。」と言っていた。母の弟を可愛がっていた祖母もその日から一言も弟の話をしたことはなかった、という。街
2023年8月11日 10:37
1945年8月9日、長崎に原爆が投下された日です。わたしの母、母の両親、母の弟が被爆ました。そして、弟は今も行方不明のままです。そういった彷徨える(さまよえる)魂が今もそこにいるのだと思います。幼い日からわたしは母からその日のことを聞かされました。おそらくわたしが記憶しない幼い頃から母はあの日のことをわたしに聞かせていたと思います。そこは諏訪神社近く。(戦争中だというのに、新