私たちが買った銘柄(大和証券グループ本社)

*これから紹介する銘柄は個人的に注目している銘柄です。読者に売買を推奨したりするものではないことに、ご留意ください。


大和証券グループ本社とは


「大和証券グループ本社」とは、国内2位の大和証券を始め、大和ネクスト銀行や大和総研などを傘下に持つ、持ち株会社です。
大和証券グループ本社の主な事業である証券業は、企業や政府の資金調達ニーズと、個人や機関投資家の資金運用ニーズを繋ぐ役割を担っています。具体的には、企業の設備投資や研究開発、公共事業などの資金調達を、株式や債券などの有価証券発行や証券化商品の組成を通じて支援します。

(大和証券グループ本社 2024年度経営戦略説明会資料より)

将来不安とNISA制度の開始により、日本人の投資意識が向上したため、主に若年層をターゲットとした、個人投資家需要を狙っています。

株価


それではさっそく、大和証券グループ本社(8601)の株価を見ていきましょう!!

(Trading Viewより)

株を購入した6/4時点の株価は1,286円でした。
2023年から順調に上昇しています。今後の動きに目が離せません!

業績



(Trading Viewより)

純利益は、ここ4四半期は順調に増加しています。
EPSも前年比95%増と大幅な増加となりました!

大株主

(株探より)

機関投資家は主に、日本マスタートラスト信用信託銀行や日本カストディ銀行が挙げられます。

また、昨年から実施されていた自社株買いにより、自社保有の比率が増加しました。

配当金

(大和証券グループ本社 株主・投資家情報より)

昨年度の年間配当金は44円となりました。(6/4日時点の株価にすると約3.42%)

また、同社が5/17に、2024年度から2026年度までの年間配当の下限を44円に設定すると発表しました!
これまで通り配当性向50%以上の配当を行ったり、内部留保の状況に応じ積極的に株主還元を行う方針は維持するとのことです。

積極的な株主還元がとても好印象でした〇

今後の成長戦略

大和証券グループ本社は新中期経営計画を公表しました。

グループの経営方針として”お客様の資産価値最大化”を掲げています。

戦略骨子として
1.お客様へ提供する付加価値の追求
2.アセットマネジメントビジネスの高度化とビジネスモデル変革
3.非連続な事業戦略の推進(外部連携・M&A・成長投資)
4.経営資源のリアロケーションと管理高度化
5.デジタルイノベーションの追求
を掲げています。

まとめ

年間配当の下限を44円に設定されたという発表がとても好印象だったため、この銘柄を選びました。
大幅な利益増加や積極的な株主還元を行っている大和証券グループ本社ですが、大和ネクスト銀行や大和コネクト証券による、投資初心者・若年層の取り込みが強化され、さらなる顧客増加に繋がっています。
今後の活躍に期待しています!


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