見出し画像

衣笠商店街は元気だと思う

全国のあちこちを取材兼私的にぶ~らぶらすると、個性的な商店街に足を踏み込むことがございます。地域の台所とか、観光客の首根っこをしたたかに確保する場所もあれば、……街?じゃないと目を疑う場所も少なくない。

衣笠商店街には、歴×トキ×山城ガールむつみさんの催し絡みで、2度ほど足を運びました。
丁度、大河ドラマで賑わう商店街。
しかし、一貫している点が他の追従を許さぬ個性となっていた。

「鎌倉殿の13人」をやるならば、少しでも主人公にすりよってお零れを頂戴しようという考えが、集客のために泣き泣きやりたいところが人情。
しかし。
「うちは三浦あっての衣笠!」
という強い主張を崩さぬ姿勢に、むしろ感動し感銘した。きっと、衣笠商店街の心の柱には、
「三浦義村こそ、真の大河主役」
というポリシーすらあるのではと思った。冗談抜きで、マジで。

おこがましいとは存じますが、もう、随分と長く、むつみさんの活動を支持しています。最近の雄飛は破竹の勢いですが、彼女こそ、三浦を地元愛で押し上げている立役者。素晴らしい。そんな彼女とタッグを組んで、仕掛けを試みる衣笠商店街の柔軟な思考とフットワークと堅固な行動力には脱帽するところです。

もともと永井路子作品に染まっていた夢酔は、彼女も早くから三浦の重要性を見抜き、北条よりも頼朝を支えた重き存在という、むつみさんの提唱に頷いていた。
むつみさんは「歴史むずいよ~」的な若い人が入りやすい交通整理が巧みだったのでしょうね。その交通整理の根幹と動脈が、きっと衣笠商店街なんだと思う。

ちゃんと、したたかにアニヲタだって取り込む。
素晴らしい。

このたびX(旧Twitter)にフォローしてくれたからヨイショしている訳じゃなく、本当に、守らぬ姿勢に感動しているからこそのカキコです。

その地域、その郷土、大河ドラマでブレずに登場人物を愛せる地域性は大事ですよね。それを忘れると、大河の放送後に大きなツケが回ることだってあるのです。

ともに、幸あれ!