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浪合という清濁

波合神社は、宗良親王の子・尹良親王終焉の地を祀る社。
南朝ということで顧みられぬなか、土地の者が厚く信奉してきた。この精神こそ、下伊那の民衆教養や天朝様への意識の高さを物語る。松尾多勢子が品川弥二郎を通じて、この窮乏を訴えた記録もあります。

このことで、聖地だと思われがちだが……天正10年3月。織田信長はここ浪合に三人の御級をさらした。

天候に左右される山間の土地ですが、南信州の歴史では重要なスポット。

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