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ランニングでガンが治るかもしれない!に、ついて。

大雪ですね

今日は朝は雪は降ってなかったんですけど午前中から降り出して、結構な降りになってきて、夕方一度家の前だけ雪かきしました。日中に降る雪は余程でないと除雪は来てくれないので夜中に積もるよりかえってめんどくさいんですよね。明朝は少し早起きして雪かき覚悟してます。
それにしてもYouTubeの動画とか、今日の夕方のニュースでも都会で大雪の時は必ずやってますけど、夏タイヤでなんとかなるだろう、って運転して立ち往生してどうにもこうにも多くの皆さんに迷惑かける人。雪国で暮らす僕たちでもシーズンで初めて雪が積もった道を運転するときはかなり注意して運転します。怖さを知ってるから勿論ですがスタッドレス履かないでほんの少しの雪でも運転することはないです。僕も毎年、降らなかったら勿体無いな・・って思いながらも、12月の初めには遅くても自分でタイヤ交換します。
明日の朝は東京でも完全に雪道になるかもですよ!チェーンやスタッドレスタイヤがなければ絶対運転しない!心がけてくださいね。



本日の話題なんですけど

先日このNoteのいろんな記事を読んでたら、大学で教えておられる野呂一朗先生の記事が目に止まり読ませていただきました。その題が「ランニングでガンが治るかも」という記事でした。

最初にも書いたのですが僕は50代の終わりの方で大腸癌を患いました。当時自分で会社を経営していて本当に忙しい時期でした。そして色々新しい店舗も出して一番頑張ってた時期だったんです。それまで社員さんやアルバイトさんが体調壊したり、そもそも忙しすぎて人手が足りない時など全て僕が現場に立ってフォローしてました。自分が働くのはタダだし、なんの根拠もなく自分の身体は壊れない!って自信持ってて、確かに僕はスノボしてて良く肋骨とか骨折はしてたんですけど、痛いけどコルセットしてればなんとか働けるし・・・みたいな(^^;風邪とかはなったことはなくて寝込むなんて若い頃から全然なかったんです。でもある日すごくお腹痛くなって、それも冷えたり食べすぎたりでお腹壊したとかじゃなく、そんな事が何回かあって、そのうち何度か血便があったりして多少不安もありました。
でも当時すごく忙しくてとにかく働いてもらってる人たちは最低でも週一で休んでもらってましたけど僕は何ヶ月も休みなしとかが続いてた頃でした。そしてスキーシーズンも始まる12月、新しい店の準備がようやく目処がついてきたある日、少し熱っぽくて体がだるいような気がしてたんですけど、仕事してる時にフラフラして倒れて意識失ってしまったんです。幸い社員さんがすぐに気づいてくれて病院に運んでくれたんですけど、日曜日ってこともあって風邪か、もしかするとインフルエンザかも?って診断で熱さましをもらって帰りました。その日は薬飲んでぐっすり寝て翌日、朝起きたら結構回復しててこれなら大丈夫って思って仕事場に。
けどお昼前なんかフラフラするな・・・って思ったらまた倒れて同じ病院に。その日は普通に営業してる日だったのでレントゲンとか撮ってもらったんですが、先生から癌の疑いあるからもっとちゃんと診てもらえる病院に紹介状書くからすぐに行きなさい!と、そのまま言われた病院に行って診てもらうとそのまま入院。
結果、かなり進行した大腸癌で転移もあるみたいだ。と。すでにかなり進行してるから手術してもしっかり取り切れるかわからないし、そこは本人である僕が判断して欲しい。ってことでした。迷わず手術をお願いしました。1回目の手術では大腸癌本体を取り、しかも大腸がかなり冒されてたのでバイパスして人工肛門をつけました。そして転移は肝臓と肺だったので、そちらは体力が回復するまで少し間をあけて3ヶ月後にしました。

手術してもらって感謝しかありません

幸い経過はとても良好で大腸癌も膀胱に癒着してたところまで全部綺麗にとってもらって、2回目の手術でも転移部分をしっかりとってもらって、人工肛門も外してもらって、その後一年間抗がん剤治療もしたんですが、なんと!抗がん剤といえば髪の毛が全部なくなる。って思ってたのが僕が髪の毛は全然抜けず(^^;その代わり抗がん剤して一週間くらいは身体中が足が痺れた時のような状態で服が擦れてもちょっと触れてもピリピリする感覚。それでも命が助かった!って思ったらそんなのなんでもなかったです。抗がん剤が終わってやっと治療が終わりってことになるんですがそれから5年は病院に通って定期的に検査してもらって再発してないか診てもらってました。毎回試験に臨むような緊張感でした。今ではそれも終わり晴れて無罪放免(^^)
当時主治医の先生にはとにかく体を冷やすのは絶対に癌に対して弱くなるから、冷やさ無いように心がけてください。と言われてて退院してからもほぼ毎日体温測って下がらないように食べ物とか服装とかも工夫して、ま〜都合よく酒は百薬の長!って勝手に決めてお酒飲んでしてましたけどその後パートナーと出会って、彼女がランニングしてて。最初は全然興味なかったですけど、あまりにも美味しいご飯をいっぱい作ってくれて調子に乗って食べてたら体重はすくすく育っていってしまって。流石にやばい!と思って彼女の練習にちょっとずつ参加させてもらうところからランニングがはじまりました。

最初はダイエット

ダイエット目的で始めたランニングでした。でも・・・60手前の太ったオッサンが走れます?当然少し走っただけでもゼーハーでこの世の終わりみたいになってました。が!何度か走って体重計に乗ってみたら少し減ってる。これで俄然元気になる(^^;とりあえず彼女のお荷物になってるのは承知してるけど、1人で黙々と走るのもめげるしなんとかついて行こうとして走ってると意外に体重が減ってくる。この辺で俄然やる気が出る(^^;
そして決定的だったのはガーミン。言わずと知れたランニングウォッチです。
なんとかランニングが続いてたご褒美にランニングシューズとガーミンを買ってもらったので完全にランニングにハマりました。それまで適当なスニーカーで走ってたのがランニングシューズで走ったら全然軽く走れる。そしてその結果をちゃんと時計が測ってくれてる!これはめっちゃモチベーション上がりました。そこからは順調にランニングの沼にハマっていきます(^^)

ランニングにハマって変わったこと

ランニングの習慣がついて、しかも時計で結果を見ると頑張ったら頑張ったことがしっかり記録されてる。今日は昨日より同じ距離を5秒早く走れたとか、トップスピードが上がったとか、これを見るのは本当に楽しい(^^)そして若い頃からスポーツはしてたけど、他の友達が汗だくになってても僕はたいして汗を描いてなかったんですよね。それがランニングが習慣付いて気づくとすごく汗かいてる。それに伴ってどんどん体重も減っていく。それだけでも嬉しかったんですけど、驚いたのが退院してからも先生に言われたことを常に気にしてて、毎日とか言わないけど週に2〜3回は体温測ってたんですけど、癌になった当時少し体温は低めで35.5度くらいだった体温がランニング初めて一年半ほど経った頃には36.4度くらいが平熱になってきました。そら汗もかきますよね。
色々ネットでも調べたら体温が一度上がると癌になるリスクは劇的に下がるらしいです。それも本当に嬉しくてランニングを続けるモチベーションの大きな要因の一つになってます。そんな僕が野呂先生の記事を読んで、勿論先生は精神的な物とか体力のこととかいろんな観点から研究されてるんですが「ランニングでガンが治るかもしれない」というより僕の場合ランニングで癌になりにくい身体になると信じています!という素人考えにも応援いただいて本当に嬉しかったんです。
僕は癌だって言われるまでに、いろんな症状が出てて、ある程度覚悟はできてました。それでもその時点では仕事を優先するしかなかった。だから癌です、ステージ4ですって言われても、あ〜〜〜やっぱりか〜〜〜僕もここまでやな。くらいで意外にショックは少なかったんです。でもいざ助かって、手術後すごくしんどい思いもしてると、もう癌になりたくない。って思いがどんどん湧いてきて。
なので今こうして毎日走れて、記録も伸ばしたい!とか思えるのが本当に幸せで仕方なくてパートナーと一緒にいられて走れる今ができるだけ続いて欲しい。て思うようになりました。そのためにも研究されてる先生もランニングが良いよ!っておっしゃるように元気でこれからもずっとランニングを続けて強い体を作っていける。のが目標になってます。

今日も本当にありがとうございました。


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