詩:詩

言葉は常に詩と隣あわせで存在している
詩が近くにやってくると言葉を発することはない
詩は苦しみから解放されるが
その人の詩の姿をみた人は涙をこぼす
詩は誰にでも訪れる
詩の存在が消えてしまっても
その人の心に刻まれるとしっかり残っている
毎日詩人が増えていくと産まれる赤ん坊も増えている
みずから詩を選ぶやつは愚かだと誰かがいう
詩は重たいものでもあるし軽くもなるからだという
だが詩は決して救済ではない
地獄でも天国でも詩は奏でられる
詩はどこにある
詩は誰のためにある
詩は生きているのか


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