見出し画像

虫の知らせからのイブ

 昔は 元気いっぱいだった「おっちゃん」が 体が不自由になり 寝たきりになっていて。

私の告知(4/19)の翌日、(4/20)、おっちゃんに会いに 私の両親を車に乗せて 京都へいきました。

顔色が良くて 喜んでくれました。
私を美人になったといっぱい褒めてくれて、
「早くお嫁にいかんとなあ」
と言ってくれた時には 
乳がんになってから 今の私のように 悩ましい日々に入ると思わなかったので 
私も笑いながら 答えました。

なんとなく 会うのは最後な気がしたけど 会っといて良かったと思えました。
 
今日の朝 「おっちゃん」が亡くなったと知りました。

あれは 虫の知らせだったのかな。

京都のおばちゃんは よそからお嫁にきた立場だけど 血のつながりがあるかのようにいつも接してくれます。

私がステージ1だから 術後は 大した治療は要らないと思ったようで。

私は サブタイプから 抗がん剤をすることになったし 生理が止まるし 結婚できないかも、もしくは 私 死ぬのかな とか 思ったのです。

「おっちゃんとおばちゃん」に手紙を出した私。

おばちゃんから返信をいただいて。

 親族は 大切にしないとって思いました。

おっちゃんは 仏様になって私を見守ってくれるなら。

命を守るために 標準治療は 受けるので、私が幸せな家庭に恵まれるように導いてください。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?