３６歳 女。初めてナノケア使ってみたら、自分のことが愛しくなった

義理のお母さんから『せっかちすぎて当ててられない！』という理由で ”ナノケア” を頂いた。顔に蒸気をあてるアレだ。

めちゃくちゃうれしい。ダイエット器具は２日で使わなくなるが、肌メンテ器具は壊れるまで使う。それがわたしの基本姿勢である。
だが、様々な肌メンテ器具に手をだしてきたわたしたが、『スチーマー』に関しては欲したことがなかった。なぜなら、『毛穴開くのはいいけど開きっぱなし？３分もクレンジング剤くるくるしたら肝斑できるし、逆に肌ふやけて水分蒸発しないの？』と、美容外科時代に叩き込まれた肌に対しての知識が邪魔をし、独自の解釈で『いらね。』という結論に至っていた。

でも、タダでもらえたので使うにきまっている。
タダだし、別に期待はしない。が、色々と最高だった。以下、最高だったことの色々。

普通に気持ちいい

シンプルに温かくて気持ちいい。
この気持ちよさを何に例えようか。そうだ、蒸気でホットアイマスク。あごの当たりから煙を（煙って言うな）当てる塩梅がいい。じ〜んわり。

まさか心も整った

説明書に『保湿は３分、ディープクレンジングは６分ミストを当てる』とあったので、６分間当てることに決めた。５分ではない、６分である。『５分当ててください』だと、一気にやっつけ感がでるような気がするのはわたしだけだろうか。
クソ忙しい毎日の中の３６０秒。スマホもさわらず、しっとり瞑想をする。
※うしろでは、娘がYouTube（ポッピンズ）をみながら腹を抱えて笑っているが。

一瞬でも美意識あがる

ナノケアは、たった１２０秒〜３６０秒のためにタンクに水をいれ、コンセントをさす。自分のためだけにこの手間をかける。はっきりいってダルい。でも、終わったあとにやらなきゃよかったとは思わない。だって、気分は田中みな実、もしくはMEGUMIだ。このあとに「ペヤング超超超大盛りたべて、タバコ吸って歯も磨かずに寝ようっと！」とはさすがにならない。（はず）

たしかに肌の調子がいい

普段からレチノールで肌をいじめることを趣味としているわたしは、肌が乾燥しがちだ。乾燥するのでかわりに皮脂がコンニチワしてくる。皮脂ギトギトおばさんの爆誕だ。でも、やはり保湿されると皮脂たちがおとなしい。潤うってそういうこと。

結局、ONとOFFのみの機械が最強

小さいタンクにちょろりと水を入れ、ボタンをパチンとあげれば１分もしないうちに温かい水蒸気がでてくる。これが ”８段階の強さ調節とハリ、たるみ、毛穴、小ジワ、くすみ改善機能付き ” だったらやってない。てゆーか、いらない。しかも一回でタンクの水がなくなるも楽。しいていうなら、機械のお手入れ？そーゆーのもなくしてほしい。なぜならわたしはクズ人間だから。

お義母さんありがとうございます。
この場をかりて、美人で昭和の男みたいな性格のお義母さんが大好きです。またなにかいらないものあったら下さい。ゴミでもいいです。
そんなとこまで思いが及ぶナノケアとの出会い。