詩 尊い道

私たちは紡いでいく

例えどんなに糸がほつれようとも

なだらかにするために手をかけて

そして淡々と紡いでいく

一日一日、気の乗らない日、

自分の子供に手を焼く日等

お休みする日はあるが

私たちは紡ぐ

一糸一糸 縦に横に張り巡らす

タペストリーが出来上がる

表現者としての顕示

さぁ働きかける見る者に

一種の交渉事だ

さぁ達成だ

いやもうひと息

まだもっと見事なタペストリーを

日々紡ぐ

そうして完全な勝利を迎える

その日まで弛みなく織り続く

織り続く

私たちの世界を見て頂く


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?