節約しているわけじゃないのよ(焼肉の件)

先日、日曜日の出来事。
夫くんの実家のお墓参りに、義母と夫くんと私の3人ででかけた。

お墓を掃除している横で、暑そうに立っている義母。日傘を貸してあげたのだけれど、「私は日傘持ってないよ~」と言うので、帰りにランチ&お買い物という流れになった。

夫くんは男兄弟。義母は誰かと一緒にお買い物する機会も少なかったようで・・・。あれこれと日傘を一緒に品定めしていたらとても楽しそう。その流れで、お洋服も買うことに。
ファッションには結構興味があるので、義母のお洋服をコーディネートしてあれやこれやと着せ替え人形みたいに試着してもらっていたら、これまた、とーーーーっても嬉しそう。
綿の涼しそうな上下3セットをまとめ買い!
出会ってから、こんなにニコニコした義母を初めてみたかもしれない。
夫くんも嬉しそう。いいね。みんな嬉しいのって。

こんないい日は、とことんいい感じで終わりたいじゃない。

洗濯やプチ掃除して一日中お出掛けしていたら、もうできれば夕飯作りたくない。だって~。たまにはサボりたいもん。
ということで、夫くんに言ってみた。

私:(真顔)「ね~ね~夫くん。焼肉って知ってる?とっても美味しいんだって。」「私、行ったことないから行ってみたいな~」

夫:(笑)「嘘つけ!」「絶対俺より美味い焼肉屋行ってるじゃん」「なんなら、俺より絶対回数行ってるじゃん!」

私:(真顔)「あ~焼肉屋さんってどんな所かな~行ってみたいな~」

夫:「焼肉が食べたいんでしょ?」
私:「そうじゃなくて行ったことないから・・・」
夫:「もうええわ」

というしょうもない寸劇を数分繰り広げた結果、焼肉を食べに行くことにこぎつけた。

ああ、前置きが長くなってしまった。
本題に入ろう。

メニューにある「特選カルビ」と「カルビ」。「特選ロース」と「ロース」
お値段はだいたい倍くらいの差がある。
せっかく劇までやって食べに来ているのだからとびっきり美味しいやつを食べたい。だから本当は「特選ロース」とかを食べたい。

ところが、だ。
「特選」というのは、概ね『サシがたっぷりのとろけるやつ』を指す。
この脂が我々は苦手なのだ。

どうして「並ロース」くらい赤身なんだけど味が倍美味しい「特選」がないのだろう?

美味しさを求めて「特選」を選択したばっかりに、気持ち悪くなって食べられないのを何度も経験した私たちは、久々の焼肉店でやはり並の「ロース」を選んだのでありました。

節約しているわけじゃないのよ。
美味しいもの食べたいときはケチケチしないの。
でもね、「特選」じゃだめなの。




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