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道明寺の桜餅

毎年、「ひなの日」にはちらし寿司と蛤のお吸い物、道明寺の桜餅を作る。今年も朝から桜餅を作りご近所2軒にお配りする。
「あら嬉しい!⚪︎⚪︎さんの桜餅、本当に美味しい!」の言葉が嬉しくて
恒例になってしまった。
そして同じマンションに住まいし、夫が孫の様に可愛がってる坊やにも・・
ちらし寿司と共にプレゼント

ひなの日に先立って、前日には娘宅に我が家のベランダで採れたレモンとちらし寿司の具、桜餅を宅急便に乗せた。

ベランダで実ったレモン


私の古いお雛様にもこの立ち雛にも「どうぞ召し上がれ!」
空箱を取っておいてパッケージするのも楽しみの一つ

そしてひな祭りの日には間に合わないが、水彩画を描くお仲間にお持ちするのも楽しみの一つ。
お教室に持参し、お3時の時間に合わせてお配りすると
「あ〜美味しい!何か疲れが取れるわ」と口々に言ってくださる。
外交辞令だと思っても、朝から張り切って作った甲斐があったと
私の心も和む。
今年も結局55個の桜餅を作った。

今日は朝から冷たい雨降りだ。「お雛様を片付けるには向かない日だわ」と思っていたが、お昼からは空が明るくなってきた。
思いっ立った時にやらないで、先延ばしにするとズルズルと日が過ぎてしまいそうだ。
それぞれのお雛様に「また来年ね!」と語りかけながら、一つ一つ薄紙に包み梱包した。
一つ片付いたという小さな開放感が心を満たしてくれる。


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