ハノイ・トレインストリートでぼったくりにあった話

このイライラをここで供養させてください

先日友人とベトナム・ハノイに旅行にいきました。

ハノイにはトレインストリートと呼ばれる線路際にカフェが集まる観光スポットがあります。地元の人はほとんどおらず、外国人がキャッキャするまさに観光のためだけのスポットです。

特別ここに行きたかったわけではないのですが、ハノイといえば・・・的な思惑や日数的にどこかしらに行かないと空白の時間が生まれるということで、どうせならとベトナムの民族衣装アオザイを着てトレインストリートに向かいました。

現地に到着して束の間、3人のおじさんに声をかけられます。

3人のリーダー格なのか、オールバックであじのもとと名乗るおじちゃんによれば、このトレインストリートには電車は通らない。他のいいところがあるから連れて行ってやるよ、とのこと。

明らかにぼったくりの雰囲気・・・しかし我々はついていってしまったのです・・・
(一応ここでHow Much?と聞きましたが、OKOK!と流されました・・・何もOKじゃないわ!)

その後頼んでもいないハノイ市街ツアーをされ、ようやく目的のトレインストリートに連れていかれたかと思えば、それは最初に行ったトレインストリートとほぼ位置情報が変わらない場所・・・
(確かに前のところは標識があって電車が来ないと表示されていたが、わざわざ連れまわされる必要はあったのか・・・?)

そして強制的にコーヒーを頼まされ、写真撮影タイムが始まり(自分たちのスマホで撮ってます)、、、一応楽しい時間ではありました。

電車の時間になるとカフェの椅子に座らされます。この電車、トレインストリートとかいうおしゃれな響きの中にありますが実際のところ人がいるとか関係なしの速さと近さで走ってくるのでとても危険です。しっかりと足をしまっていないと普通に死ぬ距離ですので、これから行こうとされている方で苦手な方は注意が必要かと思います。

電車が過ぎ去り、私と友人たちはここで解放してもらおう・・・と心に決めコーヒーをすすりました。お金が怖いし何よりうっとおしい・・・。自由にハノイを旅したいんだこっちは!!!

コーヒーを飲み終わったころ合いを見て、オールバックおじさんが次はどこどこに連れていきたいんだけどどう?と話しかけてきました。私たちは力強くNO!と答え、ここで終わりにしようという話にもっていきます。

そしてとうとうお金の話に。おじさんは最初 "1 Million ! " と。1グループ 1 Million (100万ドン、日本円でざっくり6000円) ではなく1人 1 Million だあ!とふっかけてきました。1時間半くらい拘束されただけ、しかもベトナムでこの値段だと・・・?どうかんがえてもぼったくり(どう考えても最初からぼったくりですが)じゃないか!

こういうとき女子旅vsおじさんってちょっと怖いですよね。私はちょっと怖くて内心バクバクでした。友人が値切ってくれて一人70万ドン(4200円ほど)に。それでも高いが、もうおじさんから解放されたい・・・ということで値切り交渉はここで終わりました。
今思えば、もっと値切れたはずだった・・・

最後はバインミーのお店まで送ってもらい、解放してもらえました。

以上、私が人生で初めて経験したぼったくりでした。海外を旅していたらままあることですし、交渉の末の合意であり全てが終わったことなのでいい勉強になりましたとしか言えません。しかし、くやしさは残るものです。

友人とも話しましたが、ぼったくりとわかっていたのなら初めに金額をこちらから提示する、または前払いにする(後から請求される可能性もありますが)、ぼったくりと分かった時点でガン無視して距離をとる、もっと値切るといった改善点があったかなと思います。

もちろん地元の人と歩くことは楽しいですし、適正な価格であればもっと楽しいです。

ハノイのトレインストリートに行かれる方、それぞれのご意向があるかと思いますが、ぼったくり怖いな東南アジア初めてだなという方の参考になれば幸いです。

このぼったくりをのぞけばハノイ旅は何事もなくとても楽しかったですよ!!!


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