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未来が不安になったら 〜ヨガ的な考え方〜

今日は
『未来が不安になったら』について

私達には物事を行うとき、「もし◯◯になったらどうしよう」と先の事を考えて不安になる時があると思います。

これは視点を変えて観ると
「今の自分を観察出来ていない」
状況であるとも言えます。

今の自分を観察すると、
そこに『役割』がありますね。例えば家族の中では『母親』会社では『リーダー』といったように
外側から付け足された役割を通じて、そこに力みや余計な緊張、考えすぎてしまいネガティブな感覚が生まれて悩んでしまう。

この役割が無くなれば
悩みが消えると思いますが、
現実的ではありません。 

私達はそれぞれの役割を通じながら
日常生活を過ごしているのだと踏まえた上でどうすれば良いのでしょうか。

ヨーガスートラ第2章37節には
『アスティーヤ‥ものを盗らない』という
教えが説かれています。

これは人のものを盗らないという
考え方の他に、
『物事に執着しないで
来るもの、去るものは自然の法則に任せてあるがままにしておく』

という捉え方もあります。

この捉え方が未熟だと
不安を拭う為に色々と手を出してみたり
あれこれ考える事に繋がってしまいます。

もちろん努力をしないで
投げ出すのではなく、
考え方を変える視点を持つための
工夫をするのです。

例えば、
悩んでいるのは役割の自分。
本来の自分ではないのだという考え方。

本当の自分が、役割の自分を観察し
その役割の自分が行っている物事という考え方もあります。

その物事は上手くいく場合もあれば
行かない場合もあるでしょう。
全ては思うように行かない、
だからありのままに受け止めよう
と捉えてみましょう。

自分の思考を客観視するために
「◯◯が不安。でも大丈夫!」
と声に出す。
心の中で呟く。
紙に書き出すのもお勧めです。

今の自分を観察し
不安を受け止めた上で
目の前の事に意識を向けて行きましょう。

今日は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございます😊

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