読書感想文 【暗獄怪談 我が名は死神】鷲羽大介先生 著

読んだ本:【暗獄怪談 我が名は死神】
著者:鷲羽大介先生
発行所:株式会社 竹書房様

※ネタバレをしない様に意識しつつ、自身の感情を記しますので「こんな見方もあるんだなぁ」程度に思って頂けると幸いです💦

あくまで1個人の意見。と思ってくださいませ。
・タイトル
感想
って感じで書きますので。
読書感想文やレビューにて紹介させていただく先生方、掲載されてる
全ての皆様に尊敬と感謝の念を込めております。
あらかじめご理解願います。


ここからスタート


・廃墟への道案内
凄い素敵なスタートしてるお話です。自分だけ知ってる。気付いてる。っていうのは最高の怖さではないでしょうか?

・許してくれない
何だろう。凄いいろんな気持ちが交錯するお話と言いますか。怖い。よりも不気味な印象がありましたね。鷲羽先生は運よく免れたかも。とも。アチラ側の都合とか鷲羽先生の都合で。

・跡継ぎ
やばいですね。話者様と先生のお気持ちが通ずる部分があるかと。勝手に思いました。こういうお話も怪談。として知ることができる。っていうのが嬉しいですよね。

・養育
これは何と言えば彼女さんの・・・。そのタイミングで出たけど「偶々」って感じですね。自分ならその場を経験なされた話者様、お話伺った先生と同じリアクション取ってると思います。どちらの気持ちも分かるお話。これは男性側だからかなぁ?

・えげつない技
タイトル通りのお話。人間って恐怖を感じすぎるとそうなるのだろうか?と疑問に思った話ですね。だとしたら、アチラ側が上手い。と思いました。

・横断中
普段の日常にも怪異は潜んでる。って感じとは全く違う。何だろうこの話。何度か読み返させて頂きましたが「なんだろう?」ってのが本音です。

・虚ろの十年
日常への入り方上手すぎません!?ってシンプルに思わざるを得ないお話。怖い。

・マスクメロン
その施設に行った事が3回以下なのでピンとこなかったんですけど、タイトル通りになるのって難しいと思うんですよ。だから、あっちがわざと分かっててやった。としか思えないです。

・安全装置
こういう機械と不思議な事が一致するお話が大好きでして・・・・。
何と言いますか、結果と過程が不都合なりに無理やり一致させる感じ。ぐちゃぐちゃの傷を無理やり縫い合わせる。そんな感じが好きです。

・地獄の沙汰も
この話はこれから増えていくのでは無いのかなぁ?と思いましたね。理由としては、そういう人が多いからですね。この話を読んで「うちはそうかも」って思う人増えるんじゃないかなって。因みにうちは大丈夫です。
オチもイイ感じですね。

・女装趣味
想像が膨らみながら、ギャップが良いのと短文で理解させるのと。で、憧れるお話です。

・水槽
このお話の好きな所は「地元ならでは」って所なんですよ。昔ならではの風景。成長してからの風景。変わらずにそこにいる大人。風情がありますよね。

・幻の名機
この名機に見覚えがあるんですけど、それ以上に先生の〆の言葉は納得できますね。そういう場所だからこそ説得力増しますね。

・お手本
うわー!!てお話ですね。こういう子を伸ばすのは教育者。と言うか、学ばせる側として大事なんだ。と思っておりますが全部ひっくり返されました。良い意味で。

・姉を焼く
個人的に一番インパクトありましたね。話者様。登場人物全てが年代や過ごすべき成長期を経て理解しようとしつつも、理解できないんですよね。しっかりとライン引きが出来てると言いますか。逃げ切れたと思っても逃げきれてない。のも怖い。他人事ほど怖いものはない。って思わせられましたね。なんでだろうか?この話だけ無駄に流暢なのは。

・何もないですよ
幸せ「そう」なお話。って思いました。

・常連ばかりの店
こう言う怪異と言うより「この人。化かされたんでは無いだろうか?」って言う疑問が出てくるワクワクするお話です。

・異食症
一行のインパクト!!

・呪い
これ嫌だなぁ。相手の反応も落ちも。

・自転車泥棒
見てるの知っててやったのかな??

・応募先エラー
話者様のお仕事とお話のギャップが違いすぎて戸惑いましたが、最古参の社員さんの一言で納得。

・赤い顔の河童
お祖父様が話してるのがいいですね。証言でしか得られないけど、昔の人の言葉には重みがある。経験なのか身近だったからか。良いお話ですね。

・食い逃げ
タイトル秀逸すぎる。怪談なのに面白いです。

・製造者責任
このお話も面白い怪談ですね。丁度いいですね。

・人を呪わば
このお話も現代で有りそうだなぁ。増えそうだなぁ。と思いつつも、社風でバグりますね。先生の一言に賛成します。

・夜の寝技
なんだろう。女性?男性?性別抜きにしてもこの方が強すぎる。

・依り代
お話の入り口やテーマが妙に納得させるものでしたね。話者様と同じ立場なら同じ行動をとりますね。聞かされた話で。と思ったら、たまったもんじゃないです。

・お守り
そうなりたくなるんでしょうよ。人間だもの。ってお話。最後の一文は読者にお任せ。

・転ばぬ先の杖
このお話読んで思ったのが「話者様の度胸!」でしたね。結果として繰り返した分、または繰り返そうとしていた分。じゃないかなぁと。

・向かいの乗客
気持ち悪いお話ですね。結果として何も成し得て無いのも気持ち悪いです。

・予告
話者様のお気持ちが分かる部分が出来るのは大人になったからだと思います。その動画を見てしまうのも。そうなるのも。

・渡りに船
今時なら珍しくないリストですけど、タイミングは誰が考えてくれたんでしょうか?

・愛の人相
この話の面白いところが「夫婦は似てくる」に繋がってくると思うんですよね。どこまで似たほうが良いのか?決められるもんじゃないけど、決められるなら決めたいですよね。

・謎の凶器
このお話。なんかカッコいいですよね。「そんな事があったんだけどさぁ」って言う言い方からスタートしつつ誰も傷付けないお話。傷付けたの本だけです。

・床ドン
来ないであろう衝撃。を受jけ入れるとこうなるんだという話。けど、自己責任ですね。

・虫除け
男の子なら状況無視して文字通り泣いて喜ぶかと思うけど、当事者は嫌です。

・呪いごっこ
このお話は自身が子供を持たない立場ですが、甥っ子や姪っ子がしてたら止めます。文章自体から何か伝わりますから。

・足を踏まれて
シンプルに良いお話ですね。不明なのも良いです。

・カラー診断
お話読んでて思ったのが、話者様は成長するにつれてこの感覚が無くなるのか?一人になった時に無くなるのか?って事でした。

・子供たちを責めないで
このお話は話者様に対して「地獄の沙汰も」をうっすら感じました。

・逆走車
常識VS怪異。と最初思ったんですけど、なんか違う感じがします。逆?うーん。上手く言えなくてすみません。

・達人
何かしらの念を感じますね。多分、話者様の彼氏さんに負けたくない。ビリになりたくない。って思う気持ちがそうさせてくれるのではないかと個人的に思いました。瞬殺怪談シリーズ全巻あるので読み返したくなるお話ですね。

・飛び込み
これはトラウマに成りますし、話者様に同情しか感じえないお話でした。

・復帰
このお話も怖いより、不思議が先に来ますね。けど、話者様の経験したこのお話の情景が思い出せるのは、少し懐かしくも思います。

・終点まで
このお話良いですよね。昔話的なお話ですが「気付いてるよ」って言われる感じ。そして寄って行くのも良いですね。

・赤いドレスの女たち
シンプルに好きです。

・ちょっとだけちょうだい
これは迷惑すぎますね。そう思うほど後味悪いです。

・大丈夫ですよ
これは・・・・・。三者?三様でどの立場が良いのでしょうか??

・大の字
お話が進むにつれて納得をせざるを得ないというか。そういう人生もあるかもしれない。って思いましたが、そういう出逢い方が有っても良いでしょうね。って思います。

・交通安全
このお話も「なんなんだろう?」と思うお話ですね。こう言った経験はお守りを持つことでしか解消できないでしょうね。

・何かが空を飛んでいる
怪談でもあり、少しばかり夢のある話ですね。なんか・・・・。うん。目頭も熱くなりました。おっさんになっても男の子は男の子ですよ。

・わたしはここだよ
このお話もぐっ。とこちらを引きこんでくれるんですよ。内容は、怖いと言うより不思議ですね。けど、こういう話を出されると全部含めて愛おしいですね。可愛らしい。と言いますか。

・面影双紙
本当にふ。とした瞬間に出てくるのは良いですよね。

・熊の子の子
このお話に関しては「そうなんだ。覚えておこう」って思いましたね。だって、常識が通じない場所の話ですから。

・共同作業
このお話の一番良い所は「想像しやすい」んですよ。こんな事が重なっても「じゃあ」って切り替えられるのもこの怪談に怖さを足してるのかもしれません。良いお話です。

・私は私
このお話は実際に立ち会った先生だから話したくて、立ち会った先生だから伝えたかったお話。って個人的に思いました。ゾッとしませんか?

・文明の利器
このお話好きです。話者様のお話聞いていて「なるほど!」ってなりました。お話、最初から最後まで良いですね。

・大人はわかってくれない
時代的には理解できます。なにより、話者様のお気持ちは何よりだと。だって、そんな事をされたら・・・・・。

・遊星から来た兄弟
切ないけど良いお話です。記憶に残っても残らなくてもその子が居たから話者様も救われたと思うんです。

・暗くて狭い
このお話はヒトコワの印象も有りつつ、もしかしたら。って思いましたが、何故かヒトコワになりました。

・ビル街の豚
いいですね。タイミング的にも。

・スリップ・オブ・ザ・タング
昔、そういう人体改造系の作品のDVDを観た事がありまして、容易に想像出来がたのがありがたかったですね。ただ、タイミング・・・・・・・。

・夜が明けたら
・窓を開けたら
・眩暈
・お守りの来た道
こちらは同一人物によるお話で、鷲羽先生が話者様が体験した内容を文章化したお話です。先生の判断に了解せざるを得ない。凄い良いお話です。
文章の美しさ。素晴らしい。

・得意技
故人をしのびつつ。ってお話ですね。

・空を飛びたい
おじさんなのでこの機械使ったこと無いですが、普通にありえない。からの、怖い。ですね。

・古い記憶
凄いお話ですよね。寒気が止まらない。

・子供の行列
このお話の良い所が「落ち」です。ハッとさせられました。

・喉越し
良いお話なんですけど、この怪異が怖いんですよ。だってそのご飯好きですから。

・つくりもの
こんな状況に会ったら、生まれがそうでも言いたくなりますね。

・スカル・アンド・ボーンズ
いや、私もこんな経験をしてみたい。と、思うのは話者様に失礼でしょうか。

・話者 高校一年女子
このお話。まじでおススメです。良い!!

・話者 二五歳事務職
日常感が溢れてて良いお話です。怪談も明るくて良い。って思う瞬間。

・踊る骸骨
明るいタイトル。眉をひそめるオチ。ですね。

・帰りたい
好みの怪談ですね。理由はお話読んでいただいて察して下さいませ。

・豊作
そう言うもんだ。と、思うよりは「純粋さと怪異が良い感じになったのでは?」と思いました。ただ、なんでそれなんだろう。とも。

・親心
温かい。

・味変
凄い興味深かったです。こんな経験を味わえたのは、話者様。だけじゃないでしょうか?相性ありますからね。不穏ですが。

・お気に入りのアイス
こちらのお話は哀愁や懐かしむ。けど、意味合いが違う。そんなお話です。

・猿の声
結果として残るお話。なんですが、理由が色んな方向から立証される分。このお話は看過できないなぁ。と。

・怪談師の鷲羽さん
想いは伝わる。って話です。良いオチです。

・猫のお別れ
胸が痛くなりますね。けど、理屈は説明出来ない。って言うお話です。本当に胸が痛い。どっちも大事なんですよ。

・セクシー智美さん
怪談内容はシンプルで分かりやすくて好きです。不明なのも含めて。けど、ケバブは食べたいなぁ。話者様のお気持ちよりも私自身がケバブ食べたい。

・非常階段の少女
こういう子いたなぁ。と思いつつも「あぁ。こうやって出来ていくんだ」って思うのは聴く側で、話者様側は凄いですね。

・ドロー・ザ・ライン
この経験は凄いレアですね。ふ。とした瞬間にありそうな。

・ゲームは一日一時間
オチは凄い怖いんですけど、それ以上に怖い事が進んでましたね。怖い。

・セルフシャワー
可愛らしいけど逢いたくない怪異ですね。無理です。話者様は運が良い。

・歩いて帰ろう
第一印象:かっこいい。それ以降:嫌だ。って言うお話です。

・子供靴・未使用
最後の一文で「ん??」となりますね。

・スピード・スター
先生のお気持ちはもっともですが、知ってる店員さん。に怖さよりも、有名なんだ。って、思いました。

・異物混入
痛い。別れなよ。って思いました。男性意見。どうやって摘出したのか?

・猿の系譜
面白いお話です!!おススメ!過程がぐちゃぐちゃ過ぎまして。

・安眠のために
妖精的な印象を与えてくれたお話です。ちょっと一日が前向きになれるお話です。

・赤い・・・・・
タイトルわかりやすいですね。けど、最後の一文はわからないので怖いです。

・旅先だし別にいいか
収まるところに収まってるんですけど、視点が気になります。ってお話ですね。先生のお言葉が一番理想かと。

・粗食
話者様の栄養状態を心配してる場合じゃなかったです。嫌だ。

・我が名は死神
何度か読み返してみましたが印象は変わらず「ぐちゃぐちゃして気持ち悪い」です。良い意味で。失礼な物言いで申し訳ございませんが鷲羽先生も含めてです。

・あとがき
ご多幸とご健康をお祈り申し上げます。

※大変失礼なお話ですが、私が鷲羽先生の単著を購入させていただいております。ただ、瞬殺怪談シリーズは大好きなのでもちろんお名前は存じておりました。
そんな感じで購入させていただいた本著には「楽しませてくれようとしている」って感じの〆の文がありまして。
そう言うのが嬉しいんですよね。読者の立場としては。
鷲羽先生の一文のおかげでどの作品から入っても大丈夫な方も多いのでは無いでしょうか。
今回、レビューさせていただきましたがファンの皆様。何より鷲羽大介先生にご不快な点がございましたら、改めて謝罪いたします。

鷲羽大介先生。ファンの皆様。こちらをご一読してくださった皆様に感謝と敬意を。
本当にありがとうございます。

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