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グレーゾーンの娘 「助けて」の叫び

グレーゾーンの娘。
小学校に入学する。

友達関係は特に問題なく、
楽しく通っていた。

勉強のほうは
苦手意識があるようだ。
特に算数。
文章問題は理解に苦しんでいた。

漢字も書けない、
覚えられない。

テストの点数も
かろうじて
2桁。。。

ビーズを用いたり、
絵を描いたりと
分かりやすく教えたが、
首を振るばかり。。。

4年生になり、
どんどん勉強が難しくなる。

宿題も一生懸命頑張っている様子だが、
理解できず、癇癪を起こす毎日。。。

特性が見え隠れしていた。

学校面談の時。
担任の先生から、
「漢字がなかなか覚えられないようです」と、、、

いつか指摘されると思っていたので、
納得したのを覚えている。

学校在中の心理士の先生に
国語の授業の様子を見てもらった。

心理士の先生からは、
「娘さん、
漢字が書けない、
読めない事を
わかっているようで、
すべての漢字に
読み名がを書いていました。
それは、とても良いことですよ!」

「大事なポイントは、
自分が困っているのか、ということ。
学校にも
楽しく通っていて、
困っていないようだったら、
もう少し、様子を見ましょ。」

私は素直に受け止め、様子を見ることに。。。

5年生になり、
親も宿題を教えることが困難な状態に。。

相変わらず宿題になると癇癪を起し、
パニック状態に。

私は、
「わからなかったら、やらなくてもいいよ!
そんなになるまでやっても、
身につかないし、
意味がないでしょ!」

今思うと、
娘の苦しみを
理解していない発言だったと反省する。
無責任な親だった。。

ある日、
テレビで医療系の番組をみていた。
手術風景が流れる。
それをみていた娘が、、、

「ママ、、、私も手術したら、この頭治る?。。。」

病院が大の苦手な娘が、そんな事を思っていたなんて。。
娘の苦しみがやっと見えた気がした。

これは何とかしないといけない。。
発達専門の小児科に行くこにした。




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