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「言ってしまった」ことたちについて。

私はいつも「言ってしまう」
人生でとても大きな決断を、自分の中で固まってもないうちに相手に言ってしまう。
今日 会社を辞めたいです と言ってしまった。清水さんと佐藤さんは、丁寧にとてもやさしく話を聞いてくれた。稀有なほど、人格者。素敵な人たちの下で働かせてもらっていた事を実感して涙が出た。そして自分がまた「言ってしまった」こと確認した。今日言わずに「辞めたい」の気持ちを持ったままでも仕事を続けて、いつかあのとき「言わなくてよかった!」と大きく思う日が来ていたのかもなって。私にとって「言い出す」ことよりも「言い出さない」ことの方が難しいことだから、それを我慢して感情をやりくりすることが1番の課題なのかもしれない。
でも一方で、しょうがないなと思ったりもしている。私の、自分のまっすぐですぐに「言ってしまう」性格のおかげで大きく動いてきた事柄もあるし、私は若干スピっているので「それもまた神の思し召し…」と運命論説で消化するなどもできるし。今回のことに関しては、違和感を持ったまま続けることは無理だったと思うので、しょうがなかったかもとも思う。でもやっぱり、言って良かったのか悪かったのかはわからない。
直感を大事にするって難しい。「衝動」と「直感」を見極めることが、1番難しくて大事なことなのかもしれない。
これからはもう自分の人生を自分で作っていかないといけない。自由がきくってたいへんだ。よく考えて選ぼう。この仕事を続けるか辞めるか。次の仕事はなににするか。何を目的に働いて、生きていくのか。どういう人になっていきたいか。
そうか、私の「言ってしまった」は「選んでしまった」ということなのか。
自分の今まで「選んでしまった」選択肢に則って「言ってしまった」ことたちについて、私は責任を取る義務がある。「言ってしまった」ならもう仕方がなくて、そこからどうするかが肝心だ。がんばれ。

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