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webライターの始め方|案件獲得に必要な8ステップやスキルを紹介


webライターはWebサイトに載せる文章を作成するのが仕事です。

パソコンがあればどこでも仕事ができるため、未経験でも気軽に始められます。

ただ、どのような段階を経てwebライターを始めればよいかわからない人も多いことでしょう。

私自身、webライターを始めた当初は、何をすればよいかわからず、試行錯誤の日々でした。

この記事では、webライターへの7ステップを解説し、必要なスキルや仕事を得るポイントをご紹介します。

未経験から始めるwebライターライターへの8ステップ


webライターへの8ステップを解説します。
これからwebライターを始める方は必見です。

1.パソコンとネット環境を整える


まず始めにパソコンとネット環境を整えます。

ハイスペックなパソコンではなく、予算内で購入できるものにしましょう。
クライアントによって「Word」や「Googleドキュメント」など、指定される場合も。

Googleドキュメントは、無料で取得可能なGoogleアカウントを用意すれば問題ありません。

またofficeソフトが入っているパソコンであればWordが使え、さまざまな案件に取り組めるのでおすすめです。

2.webライターに必要な知識を得る


次に教材を使い、webライターに必要な知識を勉強します。

webライターは未経験でも始められるのが魅力ですが、案件を獲得するためにも知識やスキルを身に付けなければいけません。

知識やスキルが乏しいと低単価な案件しか応募できない場合もあります。

勉強する際に役立つ教材は下記です。

・本
・Web記事
・YouTube
・オンライン教材

これらを活用し、事前に知識を身に付けましょう。

3.クラウドソーシングに登録する


webライターに必要な知識を勉強したら、クラウドソーシングに登録しましょう。

クラウドソーシングは受注者と発注者がオンライン上でマッチングするサービスです。

未経験者の多くは案件を探す際、クラウドソーシングを利用しています。
さまざまなクラウドソーシングサイトがありますが、その中で代表的なのは以下の2つです。

・ランサーズ
・クラウドワークス

複数のクラウドソーシングに登録すれば、案件探しの幅が広がります。

さまざまな案件を探したい方は上記の2つを併用してもいいでしょう。

クラウドソーシングに登録後は、自分のプロフィール欄をできる限り詳しく書き込むことがポイントです。

なぜならクライアントは仕事を依頼する際、プロフィール欄を確認します。

自分が得意なジャンルやポートフォリオ、意気込みなどを記載し、クライアントに熱量が伝わるようにしましょう。

4.案件に応募する


次に自分が執筆できそうな案件を探し、応募します。

どんな案件に応募すればよいかわからない方には、次のような条件のものがおすすめです。

・マニュアルがある案件
・文字単価0.5~1.5円
・自分の趣味に関する案件

マニュアルが用意されている案件なら、その通りに進めていけばよいので未経験の人でも安心です。

記事を執筆しながら、webライターのノウハウも覚えられます。

自分の趣味に通じる案件なら、知らないジャンルより執筆しやすくなります。

書けそうな案件を見つけたら、積極的に応募してみましょう。

書き続けていくと知識やスキルがどんどん身に付き、次の案件に繋がります。

ただ中には下記のような悪質な案件もあるため、注意しなければいけません。

・低単価すぎる案件
・契約する前に個人情報を聞き出してくる案件
・「簡単に稼げる」案件 など

クラウドソーシング上におけるクライアントの評価を見て、信頼できるか確認することも大切です。

5.「提案文」を作り込む


案件に応募するときは提案文をクライアントに提出します。

クライアントは多くの提案文を読むことになるため、必要最低限の内容を記載することが大切。

長すぎる文章だと読むのに時間がかかり、クライアントの負担になります。

提案文に記載する内容は以下を参考にしてください。

・案件詳細ページの「応募時に記載してほしいこと」
・自己紹介
・経歴
・これまでの執筆実績
・自分の強み
・仕事のポリシー  など

「この人になら任せられそう」「しっかり仕事をこなしてくれそう」と、クライアントに安心感を与えられるような提案文にしましょう。

6.テストライティングを受ける


案件に応募すると、テストライティングを受ける場合があります。

テストライティングでは、クライアントから支給されたテーマに沿って記事を執筆します。

テストライティングの結果によってクライアントは、ライターのスキルがどのくらいなのかをはかるため手を抜かずに行いましょう。

7.合格後、執筆開始する


テストライティングに合格後、正式に案件を受注します。

クライアントから執筆の際の注意事項やルールなどを渡されるので、それに沿って作成していきましょう。

同じメディア内に記載された記事を見て、文体や文調を確認するのもポイントです。

整合性がとれた読みやすい文章を心がけてください。

わからないことがあれば、クラウドソーシング上でクライアントに質問できます。
自分で勝手に判断するのはNGです。

未経験だと始めのうちは文章を書くのに時間がかかる場合が多くなります。

しかし実績を重ねると、次第にコツをつかみ、執筆が早くなっていくので根気よく続けましょう。

8.納品して報酬を受け取る


記事が完成したら、誤字脱字やマニュアルに沿っているかを確認して期日内に納品します。

もし納期に遅れそうな場合、早めにクライアントに連絡し、いつ納品できるか伝えます。

何回も納期に遅れてしまうと、クライアントが不信感を抱いてしまうため注意が必要です。

納品完了後、クラウドソーシング運営会社が仲介役となり報酬が支払われます。

webライターの仕事内容や収入


ライターはweb上の文章を書くのが仕事です。
その種類は多岐にわたり、収入も変わります。

webライターの仕事内容の一例と収入について解説します。

仕事内容


webライターの仕事の一例をまとめたのが下記です。

・SEO記事の執筆
・コラム記事の執筆
・インタビュー記事の執筆
・メールマガジンやセールスレターの作成
・商品説明文の作成
・ランディングページ(LP)の作成
・Kindleの編集
・メルマガや公式LINEの執筆代行
・SNS運用代行

webライターはWebに載せる記事を執筆する際、クライアントからキーワードが支給されます。

そのキーワードに沿って読者の興味を引き、明瞭でわかりやすい文章を作成しなければいけません。

webライターの仕事で代表的なのは、「SEO記事の執筆」です。

SEO記事とは、検索結果で1ページ目に表示されるのが目的の記事です。

1ページ目に表示されることで読者の目にとまる可能性が高くなるため、多くのクライアントはSEO記事が執筆できるwebライターを求めます。

webライターの収入


webライターを始めるにあたり、気になるのが収入面。

マイナビエージェントの「職種別平均年収ランキング(2020年版)」では、ライターの平均年収は「382万円」となっています。

ただ未経験でスキルが乏しいうちは、平均年収を下回る場合もあります。

年収を上げるには、根気よく記事を執筆し続け、実績を重ねることが大切です。

また医療系や美容系、不動産、金融系など、専門性の高い記事が執筆できると高収入が期待できます。

前職が専門的なものであれば、そのジャンルに特化したライターを目指すのもいい方法です。

未経験のwebライターが身に付けるべきスキル


未経験からwebライターを始める方が身に付けるべきスキルをご紹介します。

わかりやすく論理的に伝えるスキル


webライターは文章を書くのが仕事です。

読者の興味をそそるタイトルや見出しを作成し、読みたいと思う記事を作らなければいけません。

読者はわかりやすく読みやすい文章でなければ,、途中で読むのをやめてしまうからです。

そのためwebライターは、誰でもわかりやすくスムーズに理解できる論理的な記事を執筆するスキルが求められます。

SEOのライティングスキル


SEOのライティングスキルがあれば、高い単価の案件に応募できます。

クライアントは記事が上位表示されると売り上げアップにつながります。

読者は何かを調べたいとき、検索結果の1ページ目は見ますが、2ページ目を見ることは滅多にありません。

そのため、優れたコンテンツを作成できるSEOのスキルを持ったライターが重宝されるのです。

正確な情報をリサーチするスキル


記事を執筆する際、ほかのWebサイトや本などで同じキーワードに関する正確な情報を収集します。

間違った情報を参考にかかれた記事だと、クライアントのメディアが社会的信用を失う恐れがあるからです。

「この情報は正しいのか」「矛盾していないか」を確認し、正確な情報を集められるようにしましょう。

webライターが向いている人


webライターに向いている人は以下のような特徴があります。

・文章を書くことが好きな人
・在宅ワークがしたい人
・スケジュール管理ができる人
・スキルアップできる人
・向上心がある人
・クライアントとのコミュニケーションを大切にする人
・わからないことも自分で調べて解決しようとする人
・情報発信が好きな人
・探求心がある人

該当する項目が多い人ほど、webライターに向いているといえます。

webライターのメリットとデメリット

webライターには次のようなメリットとデメリットがあります。

メリット
・在宅で仕事ができる
・パソコンがあれば始められる
・知見が広がる
・自分のペースで仕事ができる
・人間関係に悩むことが少ない

デメリット

・すぐには稼げない
・仕事を見つけるのが大変
・仕事が途絶える場合もある


webライターのメリットは、パソコンがあれば家でも旅行先でも自分のペースで仕事ができるところです。

さらにクライアントとのやりとりはメールが多いため、人間関係に悩むことは少ないでしょう。
ただメールでもあいさつや報連相など、最低限のマナーは必要です。

またwebライターは記事を執筆する際に情報を深くリサーチするため、自分の知らない知識も得られます。

一方デメリットは未経験だと低単価な案件が多く、すぐに稼げないことです。

その相場は1文字0.1円〜0.5円ほどで、1ヶ月の報酬が1万円にも満たない場合もあります。

仕事が途中で途絶えることも珍しくはなく、収入が不安定なのを理解しなければいけません。

私のwebライターの始め方

最後に私のwebライターの始め方をご紹介します。

私は始めにクラウドソーシングサイトに登録し、できそうな案件を探して応募していました。

何件か応募してやっと獲得した案件は、10記事で10円という単価の低さ。

やはりすぐに稼ぐのは難しいのですが、初めていただく報酬は安くても嬉しいものです。

地道にコツコツ執筆を続けて実績を重ねていき、ライターになって1年半が過ぎた現在、執筆した記事は100本程になりました。

収入もwebライターを始めた当初に比べ約10倍です。
いろいろなジャンルにトライしたため、知見も広がりました。

まとめ

webライターはパソコンとインターネットさえあれば始められるお仕事です。

未経験から始める方は、事前にwebライターに必要なスキルや知識を勉強しておくと、案件を獲得しやすくなります。

始めのうちは仕事がなかなか見つからなかったり、低単価ですぐ稼げなかったりする場合が多いです。

記事を書き続けていけば、スキルアップとともに単価もアップしていくので、根気よく続けていきましょう。





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