【創作小説】≪ことだま≫ ◦プロローグ
『私が代わりに死ぬから』
そう言って凛の手は冷たくなっていった。
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㏂3:57
『なんでっ!なんでなの!---!!おきてよ!』
ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい
『嫌いだなんておもってないよおお!!!!』
ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい
『ほんとにしんじゃえなんていってないよお!』
ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい
『なんで!なんでよ…』
『なんでなの……よ』
「ごめん、なさ、ぃ」
ハツツ、!
「夢、か」
またーーーのことだった。
顔が濡れていた。
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