初恋麻薬 part4

どうも「ゆうま」です。
前回の「初恋麻薬 Part 4」では多くの方にスキを頂きました。
本当にありがとうございます!
この作品はここまで長くする予定はありませんでした。
ですので、結末をどのようにするのかまだ決めてません笑
皆さんには、引き続き見に来てほしいです。
よろしくお願いしまーす。
では、どうぞ。


お姉さんと会わない日が続いていった。

僕は不安に襲われた。

「僕はまだ気持ちを伝えていない。」

このままこの気持ちが冷めてしまったらどうしようと
焦る気持ちが大きくなっていく。

それからお姉さんに会ったのは10日後の朝であった。

いつもなら、お姉さんの方から話しかけるのに
口を開く気配がなかった。

仕方なく、僕の方から声をかける。

「おはよう。」

すると、お姉さんが

「おはよう。」

と言う。

その声はいつもよりトーンが低めであった。

「最近忙しいの?」

と僕は尋ねる。

「ううん、特に。」

お姉さんはさっきよりも低い声で言う。

「そうなんだ。」

それから僕たちは一緒に学校に行った。

しかし、その間、一言も話さなかった。



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