生きることへの不安

昨日に初投稿させて頂いた「ゆうま」です。
自作した小説を載せていきます。
よろしくお願いしまーす!
今日は少し暗い内容になります笑。
是非、見に来て下さい。


「生きる」ということは僕にとって苦痛だ。
本当に疲れる。朝日を見ると、鬱になってしまう。
僕は自分の部屋のベッドに寝ている。

母親が今日も
「ねぇ、起きないの?遅刻するよ!」
と僕を急かす。

そんなことは分かっている。でも、体が動かないんだよ。
最近は、学校に行くことがつらい。それはなぜか分からない。

僕は、高校3年生。世の中では「受験生」と呼ばれているらしい。
当然、僕もその「受験生」である。

受験をする理由を時々、考えることがある。
「行きたい大学がある!」とか
「これを勉強したいからこの学校に行きたい。」
とか、そんな立派な理由は僕にはない。

親や先生、周りの友達が受験をするよう勧めるから受験する。
これが僕の理由である。
僕は常に周りに流されきた。
学校を決めるときだって、部活に入るときだって。
主体的な理由など無い。
こんなこと、本当はダメだと自分でも分かっているのに。

じゃあ、他にやりたいことがあるかと問われると、それはない。
だから、僕は周りに従って進路を決めるしか無い。

今はそれで良いかもしれない。だけど、最終的には、
自分で決めって、選択しないといけない時がやってくる。

将来を考えると、苦痛になる。未来の自分を想像出来ないから。
今いる友だちも先生も、そして親もいつかはいなくなる。
いつかは、一人で生きるしか無くなる。

世の人々は何を目的に生きているのか。
答えを知りたい。
僕はまだ若いけど、生きることは苦痛であると
これまで生きてきて思っている。

そんなこと考えたら、もう時間だ。
僕は今日も、渋々朝ごはんを食べて、学校に行く。
今日も早く終われば良いのに。







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