初恋麻薬 Part5

どうも「ゆうま」です。
7月に入り、暑さが本格的になってきました。
昨日、私は一日中外にいましたが、
暑すぎて死ぬかと思いました笑。
皆さん、どうか気をつけて下さい!
では、どうぞ!


放課後、部活が急遽中止になったので、寄り道をした。

久しぶりに駅前で遊ぶ。
遊ぶといっても別に何かをするわけではない。

ただ、洋服をボーッと見たり、
ゲーセンで時間を潰したり、
間食をしたり。

僕はこれを一人で行う。
こんなこと、友達と一緒にはできない。

この何も考えずに、適当に過ごす時間が
僕には心地よい。

最近は、行く機会がなかったから
すごく楽しみであった。

僕はいつも通りだらだらと過ごす。

「嗚呼、本当にこの時間がスキだ。」

心のなかで言う。
こんな時間が永遠に続けば良いと考える。

しかし、楽しい時間は苦しい時間へと変わる。

ゲーセンでクレーンゲームをしていた時、
何やら馴染みある声が聞こえてくる。

お姉さんだ!

すぐに分かった。
僕はすぐに隠れてしまった。

なぜか分からないけど。

お姉さんを隠れて観察する。
すると、男の声がした。

男はお姉さんの名前を呼ぶ。

お姉さんは返事をして、男の方へと向かう。

その瞬間、苦しかった片想いは
さらに苦しく、
激痛となって僕を苦しめた。






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