母親は大事なことを教えてくれない、何かおかしいと思っていた子どもの頃
「母親は何かおかしい」
子どもの頃から、ずっと思ってた。
何か、大事なことを教えてくれないとずっと思ってた。
例えば、わたしは
「ともみが決めたことなら応援するよ!」
そうやって母親から言われたことがない。
何か頑張ってることがあっても、応援された記憶がない。
「ともみを守る!」
そうやって母親から言われたこともない。
引っ越したばかりの頃、同級生の女の子にいじめられてたけど、それを母親には言えなかった。
大変そうに生きてる母親にホントのことは言えなくて。
ヤンチャな男の子のせいにして、学校を休んだりしてた。
母親は、学校の先生にその男の子の名前を出して相談をした。
私は具体的に何か聞かれた覚えもなく、からかわれてたくらいの男の子のせいで学校に行きたくないと嘘をついた。
その男の子から私は後で言われた。
「〇〇(私)が学校来たくないのは俺のせいじゃなく、〇〇(私をいじめてた女の子)のせいだろう?」
母親は何にも気づいていないのに、男の子には私の嘘はバレていた。
母親から守ってもらった記憶がない。
母親から具体的に何が嫌で、どんなことがあって、何に私が困っているのかを聞かれたことがない。
「ともみはお母さんに何にも話さない」
高校3年生の三者面談の前に母親に言われた。
だって、自分のことを母親から聞かれたことない。
応援されたことない。
「ともみならできるよ」
信頼されたことない。
「あーできなかったね」
がっかりされたことならある。
「お母さんが味方だよ」
味方だって思ったことない。
「ともみは宝物だよ」
私が生まれてきて良かったと日常で思ったことない。
「ともみはどう思う?」
意見を聞いてもらったことがない。
態度や表情で【愛】を伝えてもらったことがない。
だから、
何にも話せない。
相談をしたら「相談して良かった」と思えるような返しが母親にできると思えない。
母親との会話は、世間話しかしたことない。
円滑なコミュニケーションが分からない。
人との距離感が分からない。
【母親と仲良し】
これが私には分からない。
母親は何か大事なことを教えてくれないと思っていた。
だけど、普通のそこら辺にいる母親と同じだと思っていたから、自分が心を育ててもらっていないなんて知らなかった。
知らないから、分からなかった。
自分の生きづらさや、自尊心の低さ。
自信のなさや、自己信頼のなさ。
やりたいこともないし、やりたいと思ったことが続かない。
人の目が気になるし、人の目が怖い。
嫌われないための愛想笑い。
世間体を気にした言動がやめられない。
1人脳内反省会がいつもデフォルト。
友だちや同僚、彼氏やとおりすがりのひとにまで、あーすれば良かった!あれはしない方が良かった!と反省が止まらない。
生きづらさのすべてが、母親と自分の関係にあったなんて。
それを知ることができたのはナリ心理学を学んだから。
【母親と向き合う】をしたことによって、私の人生は変わった。
その、人生が変わるルートをこのnoteにつづっていくね。
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