セルフイメージの大切さ

大学卒業を控えて、新しい社会人生活に想像を膨らませる毎日。
不安ばかりが多く過ってしまうのは仕方がない。

不安があることで、自分の力を引き出せなくなるのだけは避けたい。
高校時代には一年のころから第一志望に受かる自分をイメージして努力してきたことを思い出す。この時の成長具合をデータにすると、やはり、常日頃からなりたい自分を意識して過ごすことはプラスに働くのだろうね。

「自分は自分の口にした言葉でできている」とよく言われる。
でも、それ以上に自分は自分のイメージに寄っていく。
そんな気がしてならない。
なりたい自分を強く意識することで、それを反映した行動が常にとれる。
「こんな大人にはなりたくない」。思春期に願った姿は貫けている。

たとえ夜中だろうと、短かろうと信号無視はしない。「嗜む」を超えたお酒の飲み方はしない。

これらは願った姿で、今も実践できていることだ。
不安は自分の歩む先にしか現れない。後悔は後にしか立たない。
不安は背の高い雑草なのだ。いつだって視界を妨げてくる。それが不安の役割だから。雑草をかき分ける勇気さえあれば道は開ける。
道は自分で切り開くものだ。とよく言われるが、これも願う自分の姿を目指す過程で生じた言葉なのだろう。
色々な名言というのはあるが、みな一つのことを述べているのだ。切り取り方が違う。

自分が背の高い草をかき分けるのに必要なものは、その草の先に幽かに見える自分のなりたい姿だろう。


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