座右の銘が決まりました

「座右の銘は何ですか?」
この質問は意外とよくされる。私は自信を持って座右の銘を答えることはできない。なぜなら座右の銘はその人の信念のようなもの。座右の銘を言うことでその人のことをある程度予測する事ができる。真面目な人、努力家の人、思いやりがある人、など人を言葉で表すから自分の軸がまだできていない私には答える事ができなかった。

そこで最近あった心に刺さった母の言葉について話そうと思う。


私はカナダ留学に来てもうすぐで5ヶ月が経つ。
最初の1ヶ月は新しい環境って事もあって辛いことが多かった。でもそのおかげで、当たり前の大切さ、同い年の友達がいることの大切さなどが知れた。

私が留学に来た理由は大きく分けて3つ。英語力の向上、他国の友達を作るとこ、そして、優しい人になること。
(優しい人の定義は人それぞれだと思います。あくまで私が思う優しい人について話します。)
優しい人になりたいなら留学に行かなくてもなれるんじゃない?と思う人もいると思うが、異文化などを受け入れる事も優しさだと思う。
優しい人になりたいと言うと、ありきたりだなとか、可愛い夢だねと思う人もいると思う。
でも

私は優しい人になりたい!!!

この思いが強かった。

私には2人の人間がいる。1人はありのままのさちかという人間。もう1人は私が理想とする人間がいる。

ある時ふと考えたことがある。それは「私って優しい人なのかな?」と。相手を思って見返りを求めずに優しくできるのが真の優しい人だと思う。
だが、私は理想の人間になろうとしすぎて相手を思って優しくする事が出来ていないんじゃないかって。改めて自分の行動を思い返すと出来ていなかった。つまり、自己満の行動だった。言い方を悪くすると見返りを求めてたのかもしれない。

そのことに気付いた私は真の優しい人になろうと色々考えた。しかし、どのような行動をすれば優しい人になるのか分からなくなった。こんな事を考えてる時点で優しい人ではないかもしれない。

いくら考えても答えが出なかった私は焦り、母に泣きながら今の自分について話した。

すると母は「今を生きなさい。さちかは後の事しか考えてないんじゃないの?貴方はまだ15歳になって1ヶ月も経ってないんだから後のことは考えないで平気。しかも、留学してる。そこでしか出来ないことをする方が大事」と。
そのことを聞いてはっとした。確かに私は後の事しか考えていなかった。

母の言った「今を生きなさい」これは簡単そうで難しい。
多くの人は何か挑戦しようとしても不安になってしまったり、失敗のリスクを先に考えてしまい、一歩を踏み出すことが困難になる。私もその一人。

でも母が言った言葉のように生きれば優しい人になれると思った。

なので私が今必要な信念の言葉(座右の銘)は

「今を生きる」


ここまで読んでいただきありがとうございます。
文章が変だったり、分かりにくい箇所があると思いますが、温かい目で見ていただればと思います。


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