バヤシ的 夏うた特集①

バヤシ的 夏うた特集①
星野みちる『夏なんだし』2015年

音楽好きとして堪らない、夏という名の季節がやって来ました。
フェスや夏祭りなどの屋外イベント然り、花火、セミやヒグラシの鳴き声、風鈴、プールや川、海、雷鳴、ビールの喉越し音、盆踊りなど、たくさんの”音”に溢れた季節です。つまり、たくさんのサンプルがあるなかで、表現に富んだ音楽が多く発生する季節だと捉えています。

30℃超えの日々の連続、ゲリラ豪雨、それらを不屈にし、始まりから終わりまでを演出であるかのように錯覚するコンテンツとしてしまうのが『夏うた』
というわけで、バヤシ的夏うた特集でもやっていきましょう。

記念すべき第1弾は、
星野みちる「夏なんだし」2015年



タイトル通り、はっぴいえんど「夏なんです」の40年越しのオマージュとなっており、渋谷系の神様である小西康陽氏が作詞・作曲・編曲を手掛けた楽曲です。こちらは何処か都会的で、ポップな曲調とブレイクビーツが流れる、現代風アレンジになっています。

「入道雲…アイスクリーム…連想ゲーム」
「いーじゃないの、夏なんだし」
「たくさん思い出をアップしよう」

開放的な夏。そんな、陽気で乙女の心情を綴った歌詞。
韻を踏んだような言葉遊びはありつつ、理解するのに時間は要らない、シンプルな夏の定番ソング。
稲川淳二がMCとして参加しているのも夏。

ベストシチュエーションは午前11時?家から駅までの移動中?
自分がDJで、夏のMIXテープを作るとしたら、恐らく1曲目にチョイスするでしょう。

このMVがキッカケで、実家の部屋にゴザを敷き始めたり、コロンビアGP3(冒頭に映る赤白のレコードプレイヤー)を購入して、レコード収集を始めるキッカケになりました。登場する乙女が住んでる設定の部屋、あまりにも絵面が良すぎるんだよなぁ。
もちろん、動画内で宣伝されるアナログ7インチも購入済。

この曲を初めて聴いたのは、リリースされた直後で当時中学2年生。この曲で夏を音楽として意識して以降、どんどん底なし沼にハマっていきます。

こんな感じで夏うたを紹介していきます。
気分が乗らなかったらこれが最終回だけど、夏が終わる9月末までに何回かやっていきたいですね。

醜い文章でしたが、ありがとうございました。

https://youtu.be/gGkNYCQZKN4

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