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私の好奇心を巡る本マップ~フィンランド~

『かもめ食堂』群ようこ

群ようこさんの『かもめ食堂』を読んでから
フィンランドに興味が出た。
ざっくりいうと、日本人女性が一人、フィンランドで食堂を開く話。

主人公がふらっと日本からフィンランドに行っちゃう感じもいいし、
フィンランド語という未知の言葉が出てくるのもそそられた。

何より主人公が、自分の軸が強くて、しっかり自分の足で人生を歩いていく感じもすごく好きだし、合気道が強いところも女性としてめちゃくちゃ憧れる。

気になって映画も見てみた。
小林聡美さんが、わたしの主人公像にぴったりはまって小林聡美さんに憧れてしまった・・・。こんな女性になりたい。

『マダム小林の優雅な生活』小林聡美

あんまり憧れたので小林聡美さんのエッセイを読み始めた。文章も芯があって素敵な人柄がうかがえる。かもめ食堂撮影時の俳優業の多忙な日々も垣間見えて、俳優の生活なんて全然考えたことなかったけど、「すごいなぁ、おもしろいなぁ、」としみじみした。
映画の撮影で、知らない土地に何カ月も滞在したり、そこで人と知り合って再訪したり。フィンランドにも再訪し、現地の友人と森で焚火をするのが最高すぎる。
俳優業にしかできない体験の1つでもあるよなぁ。

『わたしの、本のある日々』小林聡美

小林聡美さんの選ぶ本は、聞いたこともないような本ばかりで、
なんというか、独特。非常に独特で、
自分の本の幅がまたぐぐっと広がる感じがした。

紹介していた小林聡美さんの好きな本を読み、また本マップは広がっていく・・・。

『フィンランド人が教えるほんとうのシンプル』モニカ・ルーッコネン

フィンランド人、まず、全然物を買わないことが驚きだった。
服にお金をかけるよりも中身にお金をかけたり、機能性が高くカジュアルでリラックスできるものを選ぶところがいい。着飾るより中身を磨く精神。

『LAGOM”私にとってちょうどいい”スウェーデンの幸せ哲学』

スウェーデンも似ている。一瞬が日常、人生へ繋がるんだなぁと思った。
夏休み、森のコテージで何もしない。静けさを味わいに夏のフィンランドに行ってみたい。

『フィンランド人はなぜ午後4時に仕事が終わるのか』堀内都喜子

仕事は8時から4時まで。みーんなが家に帰る。
忙しく見せたいのは、「虚栄心」で「目的」にしちゃだめ。落ち着いた心を持ち、本来の自分でいよう。
でも何よりも午後4時に帰った後の充実のさせ方がとっても素敵、習い事をしたり趣味をしたり・・。みんなが4時に帰るからみんなが一緒に充実させられる。もちろん一人での楽しみも家族での楽しみもある。

『フォルケホイスコーレのすすめ』矢野拓洋/松浦早希

じゃあ午後4時に終わってなにしてるの?っていうのがこの本で、大人もみんな勉強している(フォルケホイスコーレ=学校)。すごい。すごい。
たまたま共著者に知り合いがいてサインをもらった。嬉しい笑

『フィンランド語は猫の言葉』稲垣美晴

勉強つながりで、フィンランド語を勉強するエッセイ。
フィンランド人の”名前”が興味深かったり、日本語と似てるところがあると知れたのが新発見で面白かった。
ただ、フィンランド語の難しさは読んでるだけで伝わって、泣きそうになる(笑

「寒いことよりも暗いことが辛い」というのがこれまで読んだどの本にも書いて無かったので、日本人ならではだと思い、日本の四季ってやっぱりいいなぁと感慨深かった。


まとめ

2年以内(2025年中まで)に絶対フィンランドへ行くぞー!
2023年夏にフィンランドに行きたかったけど、ロシア上空を飛行機が飛べないために今は飛行時間が長いらしく、久々の長時間フライト12時間は・・・きつい・・・。普段なら9時間半で行けるんだって、しかも直通便。非常に魅力的。それまで私のフィンランド探求はつづく。

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