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3/6/12数「数理法則」に基づく象意

「ホロスコープ革命1.0」の初回「イントロダクション」に続く第2回めです。

先回は、19世紀後半にはじまった今日の“ホロスコープ占い”こと現代占星術は、16世紀頃に疑似科学とされた「古典アストロロジー」が廃業したのち、その象意解釈のみをパクってはじまったことをお伝えいたしました。

“疑似科学”とされた解釈理論を捨てて、美しい言葉で言えば“象意解釈”のみを継承し“当たる/当たらない”の主観的な占い判断に用いてはじまったのです。

以降、理論を捨てたため、主観的な解釈の伝言ゲームのような継承による「エソテリック占星術」(秘境占星術)になりました。

伝言ゲームも最初のころは比較的正しく伝わりますが、いくら文章にしても次第に誤認が混じるのは避けられません。

しかし、ホロスコープをぐくんできた双魚宮時代は今日、終末を迎えており“天運”を失いつつあることがアストロロジカル・エイジの変遷も加わって避けられなくなりつつあります。

「宝瓶宮時代」(The Age of Aquarius、Aquariun Age)の“数理ホロスコープ”の象意波動”に変わっていくためです。

今年2024年は世界的な“分水嶺”のピークの秋(とき)で、アストロロジーにおける「ホロスコープ革命1.0」のときだからです。

【3/6/12数の「数理法則」】


ご存じの方も多いように地上の出生地など“イベント・ポイント”から、宇宙太陽系の位置関係を写しとったものが「ホロスコープ」です。

宇宙は数理によって成り立っていますので、“宇宙数理模式図”となるのが本来のホロスコープになっています。

宇宙この世界の根幹法則は「基本三数」(三要素)だからです。

「基本三数」が基本三数展開をして“3/6/9”でもいいのですが「数理法則」の3/6/12数によって、宇宙この世界は象徴的に構成され、発展展開している事実があります。

代表例を挙げますと、物理宇宙の根幹「光」は、「光の三原色」(3数)をベースに、虹の7色(6数)、また12色の「色相環」(12数)で象徴され、宇宙森羅万象の色彩へと展開されていきます。

【時空を超越した“象意波動”】

宇宙この世界は、3/6/12数の「数理法則」によって象徴され、展開されていることはまぎれもない事実です。

ホロスコープも同様です。

私たちの「地球」を含めた宇宙太陽系は、「時間」の推移に伴なう「空間」の位置変化を常態とし、その“位置関係”を忠実に写しとったものが「ホロスコープ」です。

その「ホロスコープ」を「数理法則」3/6/12数の本意(基本の象意、ほんとうの象意)によってリーディングすることで、地上への時空を超越した運勢的な影響力がリーディングできるのが、本来の「アストロロジー」(星学)です。

理論のない主観的な象意の伝承による“占い”とは異なることを、ご留意ください。

時空を超越した“象意波動”が、宇宙の位置関係には秘められていますのでホロスコープ・リーディングはアスペクト・リーディングともいえ、でなければ「ホロスコープ」から地上のことがリーディングできることはありえません。

【物理科学「量子論」のパラドックス】

では、どのように宇宙太陽系の位置関係を写しとった“宇宙数理模式図”ホロスコープから、地上の出来事がリーディングできるの仕組みがあるのでしょうか。

実は簡単です。

「基本三数」とともに時空を超越した“宇宙波動エネルギー”があるために、時間の推移と空間の変化に伴なう時空を超越した「共鳴関係」が地上との間に成立しています。

詳しいお話は省略させていただきますが、古来からホロスコープの根本命題「なぜ、空の星から地上のことが分かるのか?」ということの解答がここにあるのです。

実は、最先端科学の「量子論」(量子力学)が明らかにした、古典力学(ニュートン力学)すなわち従来の物理科学では解明できない事象の一端に、そのヒントがみられます。

「量子論」は、パラドックス的な隘路(あいろ)に陥らざるをえませんが、「基本三数」から解き明かせばそうなります。

【星座で解釈する“事実誤認”】

駄文ながら、ついでにもう一つ書いておきます。

空の星座に実体はなく、遠近ある星を地上からの見た目で人間が勝手につなげた“妄想”の産物です。

なので、そこに宇宙的な象意などはありません。

また、宇宙の真実とも深い関係はありません。

ただし、天文学で“空の住所”(地図)代わりに星座はなるので便利です。

それだけであって、ホロスコープにおいても星座の名称のみを古代から流用していることを除いて、関係はありません。

逆に、ホロスコープ・リーディングを妨げている“事実誤認”が垣間見えます。

例えば「おひつじ座生まれ」と呼ばれている通称「4月生まれ」は、空の星座でいえば、おおむね「うお座」に太陽が位置した季節に生まれた人々のことです。

星座を用いながら、星座一つ分ずれて解釈しているのですから、知っている人がみたら大苦笑ものです。

「うお座」を太陽が通過していく時期は、昨今では4月(3月21日頃~4月20日頃)で、それを「星占い」や“ホロスコープ占い”「現代占星術」では「おひつじ座生まれ」と呼んでいるわけです。

発見されたばかりの「海王星」の強い影響下にあって、19世紀後半にはじまった現代占星術は、海王星の“事実誤認”や“勘違い”の“象意波動”を受けることは避けられません。

ところが、「海王星」の象意は、良し悪しとは関係がなく、“主観性”を強く伴なう象意であるために自覚しにくく、気づきにくいのが特徴になっています。

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