【英語(英文解釈)】千代崇裕『大学入試はじめの英文読解ドリル』

お疲れ様です。
Dattaです。

更新が滞っていて申し訳ありません。
入院してました^^。生きるのって大変。

今回紹介したいのは、千代崇裕先生の『大学入試はじめの英文読解ドリル』です! 英文解釈の参考書になります。

参考書キャッチコピー(datta個人による)
『参考書界1優しい英文解釈入門ドリル』

【この参考書のオススメ対象者】
・英文法の参考書を1冊やり終えている方
・英文解釈の初心者向け参考書を探している方

【超個人的なレビュー】
ここ5年の間に、色んな英文解釈入門的な参考書が出版されています。有名ところだと肘井学先生の『読解のための英文法が面白いほどわかる本 必修編』や岡﨑修平先生の『大学入試 Basic Lecture 動画でわかる英文法[読解入門編]』でしょうか。

上記2冊も素晴らしいのですが、一番オススメしたい英文解釈の初心者向け参考書は本書になります。

【メリット】
①SVOCの構文解釈が非常に丁寧。適当に扱われがちな従属節の中も、構文解析していてわかりやすい。
②英文解釈の問題英文の単語が比較的簡単で、構文解析に集中しやすい。
③ドリルというのは得てして解説が簡潔過ぎる嫌いがあるが、本書は構文解析の説明が非常に丁寧。
デメリット】
単語が簡単なので、適当に前から読み下す方法でも、ある程度正確な訳出ができてしまいます。やるにあたり、必ず「この句は副詞で、このV(動詞)にかかるから、こう訳す」など、構文解析を元に、根拠のある訳出を心がけましょう。

上記のamazonページをクリックし、試しに中身を見てください(解説や英文問題のページを読めます)。解説の丁寧さがすぐにお分かり頂けると思います。

英文解釈にアレルギーを持っている方でも、この本をやり遂げるのは、そこまで大変ではない思います。その割に到達点は意外に高いので、本書を2~3周したら、長文問題集に取りかかっても良いかと思います。

本書は表紙が硬派なので、そこまで爆発的に売れておらず、「知る人ぞ知る」的な英文解釈入門書という位置づけになっています。

私が編集者なら、モテなさそうな男子高校生が、タイプの違う3人の萌え系女子高生に迫られてるような表紙にします。

これだけで、モテない男子高校生(※私も当然そうでした)はイチコロです。奴らはきっと「こ、この本をやれば進研ゼミの漫画(※主人公の男子高校生が、進研ゼミをやることによって成績アップ。その流れで彼女までゲットできる、的な展開多め)みたいにステキな高校生活が送れる!」と勘違いして即購入します。普段使い用・保存用・観賞用の3冊は堅いですね。

そんな表紙にしたら、女子高生にドン引きされる? ターゲットは狭く、が広告の基本です。モテない男子高校生に3冊買わせれば、こっちのもんです。


※どんなに優れた参考書でも、当然、合う合わないがあります。ご購入前に、上記に添付されたリンクより本書のページに移動し、「サンプル」をクリックの上、内容の一部をご確認下さい。サンプルが無い場合は、できる限り書店にて内容をご確認下さい。合わなかった場合の責任は一切取れませんので……。

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