学級日誌。noteを始めたきっかけ

高校の時、日替わりで回ってくる学級日誌が面倒で、でも好きだった。
A4一ページに好きな文章を好きな大きさの文字でそれぞれが書いていた。決められていたわけではないだろうけど、私のクラスは少し真面目という人が多かったからか、みんなページの最後まで書いていた。
天気の話や、今日あったニュース、友達としたくだらない雑談。そんなたわいもない話題もあったし、普段のお喋りでは話題にも出ないような内に秘めた思い、夢、悩み、過去の話。それぞれの話題をそれぞれの文字でみんな自由に書いていた。私は、それを読む時、クラスメイトの頭の中を覗いているようで、友達の知らない顔を知れるような気がしてドキドキした。自分が日直の時には、授業中に学級日誌をペラペラとめくり、「私は今日何を書こうかな〜」なんて考えていた。
そんなふうにみんなが自由なテーマでその日思ったこと、最近悩んでいることなどを誰に向けてでもなく書いていたあの学級日誌という存在が懐かしくなり、そしてそんな場所が今でも欲しいと思い、このnoteを始めた。

そして、私は当時自分が書いた日誌の文章をいくつか覚えている。クラスメイトに話したら気持ち悪がられるだろう。笑
noteを始めた記念に、今日は一つここに当時書いていた文章を書き記したい。確か、高校3年生。受験に追われて、自分の生活のほぼ全てが受験に向けられていた時期に書いた文章だったと思う。
なんとなくでしか覚えてないので、ニュアンスしか合っていないけど。

今、口の中に口内炎が2つある。すごく痛い。
口内炎は良く出来る方だけど、2つはなかなかない。多分初めてだ。2つもあると、食べる時はもちろん痛いが、何もしていない時でも痛い。とにかくずっと痛い。でも、この口内炎たちの痛みに私の辛さが全て集まっていることで、他の辛さが紛れて、ないことになっている。口内炎が痛い!に集中することで、他の痛みが気にならない。それだけは口内炎に感謝だ。悪くないかもしれない。いや、でもやっぱり治って欲しい。コイツらのせいで、ストレス一個増えてるわけだし。

先生からは、「チョコラBB飲みな。効くよ。」とコメントをもらった。

こんな感じのどうでもいいこと、でも自分の中で文章に残しておきたい気持ち、考えをあの時の日誌に書いたみたいにここに書いていこうと思う。


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