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『光る君へ』第四話のネタバレ含む感想と、猫の写真

ここのところ、日曜日の楽しみになっている大河ドラマ『光る君へ』の第4話目『五節の舞姫』の感想を、わりとそのまんま書いている記事です
ネタバレなども考慮していない書き方をしていますので、閲覧にはご注意ください


前回は、謎の男と対峙したシーンで引きが強めに終わりましたが、その辺はわりとさらりと終わり、その謎の男の取り扱いについて、まひろと三郎のちょっとした痴話喧嘩から始まる第4話でした
痴話喧嘩のうしろで市女傘を捧げ持つ乙丸が神妙な顔をしているのが何ともいいです
そして、まひろと三郎を挟んでそれぞれの従者がシンメトリにもなっていたのがまたいいんですね
こういう対比のシーンって、このドラマはたびたびありますね

まひろが父への反発を藤原宣孝に訴える時に、論語、荀子、墨子、を上げるのはさすがです
(その辺は読めてないなあ…すごいなまひろよ)
三郎と一緒にいたまひろを連れ戻す宣孝、
そしてまひろと倫子が仲良くしているシーン、
後々の事を思うと、やべえ! このシーンやべえ!
と、ニヤニヤが止まりません
先週に続き、赤染衛門による古文講義のシーンもあり、嬉しいですね!
議題の『竹取物語』について、まひろはまたしても生き生きと自分の意見を述べたのでした(とても現代的な価値観から来る意見だった、それはつまり平安の世では異端の意見であると言うこと)
講義仲間の姫君たちも、あらあら、またまひろさんがおっしゃってるわ…みたいなリアクションをしていて、まひろの事をそれはそれで面白がって受け入れるのかな…? それとも、いじって遊ぶオモチャくらいの感覚なんだろうか…どうかな…
まひろだけは髪をくくった形のままなのも、ひとりだけ扇を手にしていないのも、輪の中で浮いてる印象をより強めます
扇を持って口許を隠さないことが、まひろの本音を隠さない性格を表しているのかも

ところで、倫子さまの父親の左大臣さんは、深謀の人かと思ってたらそうでもなかった、単に政治アクションの遅い人だと分かりました ほっこり
倫子さまのお召し物が素晴らしい上に、猫と戯れながら、のんびりしてる父さんとすごろく(?)をしてるのいいですね
ここでも、まひろと為時、詮子と道兼との娘と父親の関係の違いが印象づけられる仕掛けのように見えました
倫子さまはのびのびと愛されて育てられたのがよく分かる、一方、まひろと詮子は父に対する深い葛藤を植え付けられてしまった
でもその葛藤が、それぞれの娘をより強く賢くするきっかけにもなっているはず

今回のお話で圧巻なのは、五節の舞姫にまひろが就任し、その舞姿を観れたことです
NHKの予告編でもあったシーンですが、楽曲や囃子が加わるとより迫力があり目にも鮮やかで美しい!
まひろは「殿方から文など届かないことには自信があります!」などと言っていたけど、いやいや! 素晴らしい舞姫姿だった
まひろの秘められた美しさが表れた瞬間だった
のちの紫式部が、五節の舞姫になっていたなんて、実にぐっとくるシチュエーションですし、しかも三郎の素性(藤原摂関家の息子、まひろの母の仇の弟)を知ってしまうシーンでもあった!
なんか…古典的な少女まんがみたいな展開で、恥ずかしながらときめきます
次回予告も大変よろしかったです
互いの素性を知りつつ、でもこの恋を手放したくない! って台詞が展開されていた
でもこの2人は…史実では結ばれないとはっきりしているのですよ…
それぞれの配偶者は誰なのか、ちゃんと記録もある中で、このドラマでは史実を盛り込みながら、どんな関係を紡いでゆくのだろう
第一話で、わりとくさしてしまったのがほんと恥ずかしいです、だいぶ夢中になってます

ところで、こちらはメモを取りながら『光る君』活動してたシーンなんですが

セルフ腕枕

甘えん坊の白手袋が、とても愛らしいです
でもわりと重くてペンが持てなくなるんですよね

あくびの多い子です

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