【大人が教えない】学校の残念な事実
【大人が教えない】学校の残念な事実
クマ:畜生・・・。どこもかしこも、大卒か高卒以上かよ。
アイリ:どうしたの、クマ。高学歴者を妬んで、彼らに嫌がらせでもしようかと企んでるの?
クマ:そんな訳ねーだろ。今のバイトは時給が安いし、店長もクソだから新しい仕事を探してるんだ。
アイリ:それで求人を見てるんだね。
クマ:おう。でも、殆どが高卒以上募集でな、別に居酒屋とかカラオケ屋の店員なら、学歴なんてどうでもいいだろうが!小難しい数学だの古典だのの知識なんていらないっつーの。なのに、いちいち学歴求めやがって腹が立つ。
アイリ:それは違うよ、クマ。それは高校の知識が必要だからって訳じゃないんだよ。
クマ:知識が必要じゃない?どうゆうことだ、現に高卒以上募集ってなってるじゃねーか。
アイリ:それは、高校にちゃんと行って、卒業する位は出来る人間の方が良いからだよ。
クマ:なんだよそれ、学歴をただ言い換えただけじゃねーか。
アイリ:そうかも知れないけど、高卒以上が必要っていうのは、学習した内容じゃなくて、”学校に通う”という物事に取り組んで、”卒業”という結果を出したって事実を必要とされているんだよ。
クマ:ふむ、なるほどな、すぐバイト飛ぶ馬鹿もいっぱいいるからか。
アイリ:そうゆうことだね。
クマ:じゃあ、高校とか大学って、仕事に役立つ勉強は出来ないってことか?
アイリ:それは違うよ、役に立つかはそれぞれが考えて見つける事だよ。でも、学校でお金を稼ぐ事は教えていないよ。
クマ:なんだよそれ、学校ってお金稼ぎや仕事とか、社会で役に立つ事を勉強してるのかと思ってたけど、違うのか。
アイリ:実は最低限の知識は、中学までで学習できているんだ。それ以上が役に立つかは人によるけど、高卒と大卒の殆どの人は、仕事上において実質的な能力は、中卒と大差ないだろうね。
教師は授業のプロだけど、お金稼ぎは素人以下
クマ:社会の先輩が教師様だろ?なんで金稼げるように教えてくれねぇんだよ。
アイリ:教師は学校で教えるプロだけど、教えるのと稼ぐのは別の話だよ。教師はお金の専門家じゃないんだ。だから、お金のことを教えるのは専門外なんだよ。
クマ:じゃあ、教師はお金のことを知らないのか?
アイリ:知らないというか、間違ったことを教えてるんだよ。
クマ:間違った事?
アイリ:例えば、貯金は大事だとか、安定した仕事を選ぶべきだとか、そんなことを言ってるんだ。
クマ:それの何が悪いんだよ、安定した職業と貯金は大事だろ。
アイリ:でも、それじゃあ、いつまで経っても豊かになれないんだよ。
クマ:はぁ?なんでだよ?
アイリ:貯金も安定した職業も悪いことではないよ。ところでクマはお金持ちになりたいと思う?
クマ:なんだよ突然、そりゃそうだろ。金持ちになったら市場で最高級鮭を買いしめて、それを一人で全部食べるのが夢だ。
アイリ:じゃあ説明するね、貯金はインフレしたら目減りするかも知れないし、安定した仕事といってもリストラされる可能性もあるし、そもそも悪い意味でも安定しているから、高収入にもなり難いよね。そんなことをやってたら、一生貧乏人のままだよ。
クマ:うーん、たしかに大学卒業して、公務員になっても金持ちになれる気がしねぇな。
アイリ:そうだね、本当に稼げる人は投資や起業をして、自分の価値を高めてるんだよ。教師は、そういうことを教えないんだよ。
クマ:なんで教えてくれないんだよ、ケチせぇな。
アイリ:ねぇクマ、教師ってどうやってなると思う?
クマ:どうやってって、そりゃあ大学出て、教員免許取って、学校に就職するんだろ。
アイリ:そうだね、つまり学校の勉強以外の人生経験は殆ど無いよね。
クマ:あぁ、なるほどな。知らない事は人に教えられねぇもんな。
アイリ:そうゆうことだね。
クマ:でも、やっぱ俺も高校は行きたかったな、部活とかで青春してみたかったぜ。
アイリ:部活ね。それもビジネスや就職に関して言えば、優秀な結果を出せなければ無意味だよ。
クマ:なんだよ、さっきから茶々ばっかり入れやがって。
部活はいくら頑張っても、結果を残せなければ無意味
クマ:大体部活って、楽しんで、スポーツや文化系の活動をして、仲間と協力して、成長する為のもんだろう?
アイリ:楽しいかもしれないけど、無駄なことも多いんだよ。部活は、いくら頑張っても、結果を残せなければ無意味なんだ。
クマ:無意味ってなんだよ、一生懸命頑張って汗かいて、試合に負けたとしても悔し涙したりよ、それが青春だろ。
アイリ:それは価値のある経験だね。でも部活は、学校の外には通用しないんだよ。
クマ:そりゃ部活が就職で役立つとは思ってねぇけどよ、頑張ったって意欲は伝わるんじゃねぇか?
アイリ:そこが、”結果を残せなければ無意味”、のポイントだよ。仮に就職の面接で「野球活で頑張ってレギュラー取りました」って言うのと「野球部で甲子園に行きました」っていうのはどっちが優秀そうに聞こえるかな?
クマ:そりゃ甲子園だろ。…あぁ、そうゆうことか。
アイリ:狭い学校という社会の中の、さらに小さい社会の部活で優秀だったとしても、社会に出たら、誰も評価してくれないんだよ。
クマ:じゃあ部活なんて意味がないからやるなって事か?
アイリ:そこまでは言わないよ。好きな事や、興味があることに挑戦する事に意味はあるし、野球やサッカーならプロの道もあるからね。ただ、部活を頑張ったってだけでは、社会に出る時のアピールポイントとしては、弱いって事だよ。
クマ:なるほどな。競争はもう学生時代から始まっているって事だな。やっぱ大学くらいまで出てないと話になんねぇって事か。
アイリ:残念ながら大学まで出たとしても、状況が劇的に良くなるとは言えないよ。
クマ:は?なんでだよ。良い会社はだいたい新卒募集だろ?
アイリ:そうだね、でも俗に言う良い会社って、募集で来る希望者も多いから、新卒の中でも優秀な人が選ばれるんだよ。でも、殆どの大学生は遊んでるだけの人が多いから、新卒の中で優秀なのは精々10%位になるかな。
クマ:おい、大学生が遊んでるだけって、流石に偏見がすぎるんじゃないのか。
大学生の殆どは遊んでるだけ
クマ:だいたい大学生って、自由だろ?好きなことを勉強して、友達と遊んで、恋愛して、それでいいじゃないか。
アイリ:本人の自由だからね、そうしたければそうしたら良いよ。でも、なんとなく大学に通って、バイトして、彼氏や彼女を作って、トゥギャザーして、テストの目前で慌てて勉強して、って繰り返す事になるよ。
クマ:そんなの普通だろ?
アイリ:そう、普通なんだよ。ほとんどがそういう行動を取り、そして結果的に並みの量産型社会人が出来上がるって寸法だよ。だから、大学を出ていれば、社会でなんとなるってのは間違いだよ。
クマ:さっきの上位10%って話か。
アイリ:そうだよ、これは中学、高校、もしかしたらもっと前から始まっているかも知れないんだけど、大体上位10%とそれ以外で、優秀か、並か、に分けられていくよ。
クマ:なんだよ、それじゃあずっと頑張り続けなきゃなんねぇって事かよ、だりぃな。
アイリ:そうだね、でも頑張り続けただけの結果もあるかも知れないよ。
クマ:まぁな、優秀なヤツってすげぇ頑張ってるもんな。
アイリ:例えば、入学するまで凄く大変だけど、東大に入ったってだけで、周りからは「凄い人」だって評価になるよね。
クマ:東大生って言われたら違う世界のヤツって感じるな。
アイリ:つまりそういう事だよ。でも、そこまで上位に拘らなくても、社会で通用する人間や、お金持ちや起業家になれるよ。
クマ:まじか!そういうのを教えてくれよ。
アイリ:それは有用なスキルを身につける事だよ。
クマ:有用なスキルねぇ、俺は素手で鮭が捕れるけど、それじゃダメか?
アイリ:漁師になるなら良いかも知れないね。
クマ:漁師にはなりたくねぇな、自分で食いてぇ。
アイリ:閑話休題。例えば、プログラミングや動画編集なんかのスキルは、これからどんどん伸びていく産業だし、就職や起業にも有利になると思うよ。
クマ:なるほどな、先を見据えて行動しろって事だな。ありがとう、アイリ。やっぱりお前は天才幼稚園児だな。
アイリ:君は救いようのない馬鹿で、食い意地の張ったクマだけど、良い話題を提供してくれたよ。
まとめ
以上、大人が教えない、学校の残念な事実について話したけど、どうだったかな?
アイリは、学校教育では大抵の場合、量産型か貧乏人しか生み出せない事を示したよ。
だから学校の授業に任せっきりにするんじゃくて、稼げるスキルや、専門知識を身に着けて、社会に出る準備をする事が大事なんだよ。
もし、もっと知りたいことがあれば、遠慮なく聞いてね。
それじゃあまたね。
バイバイ。
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