不登校の是非

この記事を読んで、うんうんそうそうと深く頷き、ここで取り上げたくなって非公開にしていた過去記事もまた公開した。

私もこの方が仰る通りだと思う、不登校は実際家庭に問題があるのだ。これについては統計やエビデンスがあれば一番良いのだが、ただ意外と親子関係のような極めて私的な繋がりは正確に白日の元に晒される事はないように思う。日本において家庭は極めて閉ざされた世界。

本当はこの筆者も、それを言い切ってしまいたいのだろうが、素性を明らかにした記事でそう断定するのは憚られるだろう。言葉を選んで上品にまとめてある。
「不登校は家庭に問題ありですよ」と表明したら炎上する世の中なのだ。
その発言で進退を迫られた議員も居たはず。

だから責任を社会構造上の問題、としてまとめてある。そうしていれば個人攻撃にならないし社会のみんなに責任を分散させ、読んでいる側が不快にならないで済む。

エビデンス無しで残念ではあるが単純に卑近な例だけ3つ出すと、不登校で通信制の高校に転校したそれぞれ3人の子の親は、まずそのうち2人はメンタルが弱い。悪い人では無いし一生懸命子育てしてると感じるが、母親自身に精神疾患があるパターンだ。

そして残る1人は母親が立派過ぎる。
私にとってほんとうにありがたい友人で性格も良く、まさか彼女の息子が不登校になるなんて夢にも思わなかったが、不登校になった後の彼女は「こうすべき」「ああすべき」の話が格段に増えていた。論理的な話がキチンとできるので、未熟な子どもに対し論理攻めにしてしまう。県下ナンバーワンの高校に合格して通っていたのに、不登校が酷くN高に転校してしまった。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?