ダイエット記録(理論編)

2020年11月、家族のふとした一言がきっかけだった。(読まなくてもいいです)

「太った?」

私は5人家族の中で1番痩せているといわれていたしそれは事実だった。
もともと薬学生生活はほぼ毎日が授業、実習、レポート、研究室での活動だったため体に無理を言わせて4年間やってきた。試験で一番精神が追い込まれていた時は11日間の試験期間と試験準備期間で食べたカップラーメンが20は積み重なっていたと思う。
薬学生活も5年目に入ったが同時に新型コロナウイルスによる自宅待機生活があり「卒論どうしよ~かな~」なんてことをほざきながら2020年4月から7月まではほぼ無為に過ごしてきた。これはマジだ。このことがさらに追い打ちをかけたのは間違いない。

そもそも私は将来薬剤師になりたい薬学生だ。薬剤師になったら糖尿病の患者さんに運動を進めることは絶対にあるだろうしそんな時ブクブクに太っていたらいい印象は持たれないだろう。それに自分が実際にダイエットに成功したら患者さんも「じゃあやってみようかな」と思ってくれるかもしれない。
実はほかにも理由はある。健康的に痩せたらいいことだらけなのは当然なのだが、何年か前にコミケに行った時のことだ。
お腹がバランスボールみたいに膨れ上がった中年と思しき男性が、かわいいキャラクターの印刷されたTシャツを着ていた。当然ながらシャツはぴっちりと肌に張り付き、見た目はあまりよろしいものとは思えなかった。そのことが以前から頭に張り付いていたのだが家族に太ったと言われたことで危機感を持ったのだ。

自身の消費代謝量の把握

ダイエットするにあたって摂取エネルギーと消費エネルギーの把握は一番大事なのでスマートウォッチなり自分で計算するなりしてエネルギー収支を把握しておくのは重要だ(スマートウォッチについては後述)。
自分の消費エネルギーを計算するには基礎代謝量と身体活動レベルを把握する必要がある。

私の体の前提は以下の通り

年齢;23歳
性別;男性
体重;96.1kg(2020年11月18日、以降これを100%として体重の変化を表す)
体脂肪率;たしか30%(2021年4月1日、当初はわざわざ計るものでもないだろうと思っていたがダイエットを進めるにつれて必要と感じ、2021年4月1日より計測)

基礎代謝基準値

基礎代謝量は、早朝空腹時に快適な室内等においての安静時の代謝量のことを指す。例えば私は23歳なので1520kcal/日だ。これは参照体重(その世代の平均的な体重)が前提なので自分が平均以上だろうと以下だろうと関係ないのだろう。その基礎代謝量に身体活動レベルを掛ける。週6の頻度で自転車を漕いでいるので運動習慣を持っているとしてレベルはⅢ。休息日の日曜日はレベルⅡだ(自転車のプログラム内容については後述)。

身体活動レベル

つまり

消費エネルギー(kcal/日)=基礎代謝量(kcal/日)*身体活動レベル

となる。

執筆時に実際に計算したところ、心拍数基準で消費エネルギーを計算してくれるFitbitの実測値と200kcalくらいの差しかなくかなり正確なレベルだった。

目標心拍数の算出

運動する際に心拍数は大切だ。そもそも脂肪を燃焼するということは酸素を消費する。燃焼というのはまるで火のように脂肪を酸素で燃やすことなのだ。日常生活なり運動なりするときに吸い込む酸素量をVO2という。この最大量VO2maxのとき心拍数は最大になる。このVO2maxに対するVO2を%VO2maxとする。これが60%のとき一番効率的に脂肪が燃焼する。最大心拍数は名前の通りそのひとの心臓が可能な最大の心拍数を表す。安静時心拍数もそのまま、寝ているときなどのリラックス時の心拍数を表す。VO2maxは本当は病院に行って厳密に調べる必要があるがそんなことやってられないのでVO2maxは計算せずに最大心拍数と60%の負荷あから目標心拍数を計算する。

1)最大心拍数を計算する
220-年齢=220-23=197

2)安静時心拍数を測定する
実測値=55

3)目標心拍数を計算する
(最大心拍数-安静時心拍数)*0.6+安静時心拍数=(197-55)*0.6+55=140.2

まあ140でいいか。これを下限に運動をしてみる。なるほど、140bpmをずっと維持するのは難しいから140-160bpmくらいの幅で運動するのがよさそうだ。この結果は運動編に載せておく。

ちなみにこの計算方法はこのnoteを参考にした。

すこし専門的な内容になるがかなり参考になった。

ダイエットに力を割きすぎたせいでdiscordで通話したり授業で友人と会うたびにダイエットの話ばっかりしたのは悪いことしたなぁと思うけど20kg減量は偉くね???????

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