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ヤスハラチヂミのお仕事日記(創作)

こんにちは。ヤスハラチヂミでございます。
1か月ぶりにウェブログを更新致します。

昨年、食の総合誌『月刊・ヴィミ』編集長の席を降りましたが、その後も様々なお仕事を賜っております。心より感謝申し上げます。

くつろぎの切り株に腰掛けつつ、雌の子ヤギを撫でる時間が増えたのは確かですが、それでも社会が私を手招きします。有難いことでございます。
最近の取り組みを以下紹介致します。

フードライターとしてのお仕事

・週刊・少年ダブル
・別冊・赤ちゃんの吐息
・月刊・特殊工業装置
などなど食以外の雑誌にて食の記事を書かせて頂いております。望外の喜びです。

ちなみに、少年ダブル連載中、カンカンのズタボロ道中記(獄犬言ごくけんげん 作)がすこぶる好きなのです。ギャグ漫画というジャンルなのでしょうか? ストレートにギャグだと言い切れないムードに包まれていまして、毎週楽しみです。いつかカンズタへの愛の記事をこのウェブログで綴りたいと存じます。

フードプランナーとしてのお仕事

コンビニチェーン、ハローサンキューで今発売中の振り向けばこしあんためらいのつぶあん。それぞれ480円でご提供中でございます。こちらにつきまして、主にコンセプトとネーミングについてお手伝い致しました。

当初、
希望と絶望のはざまでという名のもなか
あなたが隠した25時という名の水ようかん
あるところのものではなくあらぬところのものという名のすあま
を提案したのですが、ことごとく却下されてしまいました。

「チヂミさん、やっぱり面白いですね」
と担当の好青年から微笑み返しを頂きました。それは商業主義の矛であり、自由人文主義の盾でもあるのだと解釈致しました。そうです。彼にも彼のポジションがあり、その上での返答だとは弁えております。

それはそれとして、ぜひこしあん派のあなたも、つぶあん派のあなたも、そして無党(糖)派のあなたもご笑味願います。

フードエクスプレッショナー(食の表現主義者)としてのお仕事

まさかこの私が美術に挑戦することになるとは!

現代表現主義の第一人者、ジュンペイ・ヤマナさんのご指導のもと、食をモチーフにした抽象画、抽象造形物に挑みました。

もしよろしければ、まどろみ草原美術館アートホールFにお越しくださいませ。来月29日まで開催中でございます。

主な作品は
『林檎とは97階建の夢図書館だ』(油絵)
『祈祷によく似た一人相撲』(紙粘土・金属廃材)
・『ヨークシャーテリア的パジャマパーティー』(ボディペイント)

これからも食べきれないと知っていながら注文してしまうオーロラを無理なく食べるように活動を続けて参ります。これは無理とは大きな距離を取る八宝菜の香りに準ずる私なりの歩みでございます。

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