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ジビエはラーメン二郎に似ている


ラーメン二郎、これはもはや日本の誇るラーメン文化の花形であることは誰もが認める事でしょう。この二郎とジビエは感覚として似た部分が多いのです。

味にブレがある

二郎は行くたびに味わいが違うという特殊性があります。作り方的に味がブレやすいのですがそれが魅力の一つでもあるんです。

ジビエも全く同じ。同じイノシシでも季節や雌雄、年齢などで全く味わいが異なります。それがジビエの面白いところなんですね。キョンは比較的差が出にくいですがそれでもやはり個体による違いはあります。

野性味にあふれている

二郎の特徴として私が重要視しているのが野性味。なんとなく癖があるスープ、豚、麺、脂。誰もが食べやすいように作っていない。ハマる人だけハマれば良いという初期設定が好きです。

ジビエも当然野性味にあふれている方が私は好きです。イノシシの雌や若い個体が好まれる理由は、野性味が比較的弱いから。でも、それじゃあ普通の家畜の肉を食べるのと変わらない。私はイノシシなら断然デカい大人の雄の肉をおすすめします。ニホンジカもデカい雄のほうが濃厚で旨いと思います。

二郎はラーメンにあらず、二郎という食べ物である

二郎をこよなく愛する人はほぼ二郎しか食べません。ラーメンが好きなわけではなく二郎が好きなのです。

ジビエも肉の種類の一つではなく、ジビエという食い物であると言えるでしょう。イノシシやニホンジカ、アライグマの野性味あふれる味わいに目覚めた人は普通の豚や牛では満足できなくなるのです。

最低3回は食べないと真価は判明しないと二郎もジビエも思います。

癖とは嫌味ではなく特徴である

繰り返しになりますが、癖のない食べ物は特徴がない食べ物だとも言えるわけです。テレビなんかで「癖がなくて食べやすいですね!」というコメントを見ることがありますが、癖がない食べ物には魅力・面白み・嗜好性は生まれにくいものです。

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